【BugLug】『BugLug 東名阪ONEMAN T
OUR 「太陽と月が在る限り」』2014年
6月8日 at 日比谷野外大音楽堂
V系シーンにおいて、破竹の勢いで頭角を現しているBugLug。そんな彼らの最大の武器は、ひと筋縄ではいかないサウンドであり、バンドに対する真摯な姿勢だ。雨の予報を覆した本公演では、その両方を最大限に見せつけたと言える。キャッチーでいてアグレッシブ、かつポップでカラフル…と1曲の中でもめまぐるしく表情を変える楽曲で攻め立て、それに観客もヘドバンとクラップ、そして笑顔でもって応戦。終始ボルテージの高いステージが繰り広げられた。そんな中、観客を着席させ、“太陽が温もりや灯りを与えてくれるように、この曲がみんなにとっての灯りになったら”と同会場限定CDのバラード曲「akari」をしっとりと聴かせたことも印象深い。2014年のスローガンに“ぶっちぎり”を掲げている彼らだが、秋以降の予定も発表し、現在の勢いを加速させるライヴとなったことだろう。