【Mayday】『Mayday「Just Rock It
2015 TOKYO」at 日本武道館~抱きし
めて~』2015年8月29日 at 日本武道
館
デビューから16年。今や世界を股にかけ大活躍している台湾の5人組ロックバンド、Maydayが成功させた日本武道館公演2デイズ。その2日目は日本語で歌ったオープニングの「Do You Ever Shine?」以下、『Mayday×五月天 the Best of 1999‐2013』の収録曲を中心にダブルアンコールを含め2時間40分にわたって全26曲を披露した。ギターを唸らせるロックナンバー、バラード、ダンスナンバーなど、眩い光の中、多彩な曲で大観衆を魅了する彼らを、満員のファンが合唱と手にしたグロースティックを振りながら大歓迎。その光景からはファンがどれだけ彼らを待っていたか、その熱い想いがうかがえた。
バンドの歴史を遡る映像をスクリーンに映し出したり、サプライズゲストのflumpoolのメンバーと共演したり、実物大の象のロボットが現れたりという大会場ならではのスペクタクルな演出や、シーケンスによる管弦楽器の音色も使ったダイナミックな演奏は、台湾の国民的人気バンドに相応しいスケールを印象付けるものだった。同時に、メンバーそれぞれが四苦八苦しながら日本語のMCに挑戦するなど、等身大と言える5人の人柄も伝えることで、彼らはバンドとファンの距離をより近いものに感じさせたのだった。“(日本武道館公演なんて想像していなかった)16年前のMaydayをびっくりさせるぞ!”という序盤の宣言は、最後には“もっと大きなステージを目指しましょう!”という新たな誓いに変わっていた。台湾のバンドによる初めての日本武道館公演はさらに大きな夢への第一歩として彼らの歴史に記録されることだろう。
バンドの歴史を遡る映像をスクリーンに映し出したり、サプライズゲストのflumpoolのメンバーと共演したり、実物大の象のロボットが現れたりという大会場ならではのスペクタクルな演出や、シーケンスによる管弦楽器の音色も使ったダイナミックな演奏は、台湾の国民的人気バンドに相応しいスケールを印象付けるものだった。同時に、メンバーそれぞれが四苦八苦しながら日本語のMCに挑戦するなど、等身大と言える5人の人柄も伝えることで、彼らはバンドとファンの距離をより近いものに感じさせたのだった。“(日本武道館公演なんて想像していなかった)16年前のMaydayをびっくりさせるぞ!”という序盤の宣言は、最後には“もっと大きなステージを目指しましょう!”という新たな誓いに変わっていた。台湾のバンドによる初めての日本武道館公演はさらに大きな夢への第一歩として彼らの歴史に記録されることだろう。