SCANDAL、アコースティックライブで
プリプリの名曲「M」をカバー

SCANDALが8月29日、神奈川逗子海岸にあるライブハウス音霊で開催したワンマンライブ『夏の終わりのスキャンダル〜いつもより若干のしっとりさを添えて〜』で、アコースティックスタイルでのパフォーマンスを披露。さらにガールズバンドの大先輩PRINCESS PRINCESSの名曲バラード「M」をカバーし、集まったファン750人に新たな一面を見せた。

激しいライブパフォーマンスで知られているSCANDALだが、この日はアコースティック編成で最初の4曲を披露。

観客も手拍子で“しっとりさ”に応えているとボーカルのHARUNAが「じゃあここで、ガールズバンドの大先輩の曲をやります!」と宣言すると、観客もどよめきに近い声援で応える。「Ｍ」のあのイントロをMAMIがアコースティックギターで奏でると「オオー!」と興奮の声援がおこり、名曲バラードを熱唱した。

ライブも後半に突入するといつものエレキギターに持ち替え、HARUNAが観客に向かって「みんな立って!」と煽り、LIVE定番曲の「HARUKAZE」「DOLL」や、9月12日リリースの新曲「ピンヒールサーファー」を披露し、一気に会場はヒートアップ。

アンコールで「太陽と君が描くストーリー」をパフォーマンスしそのまま退場しようすると、まさかのダブルアンコールが起き、急遽インディーズデビュー曲の「スペースレンジャー」を演奏し、前半の“しっとりさ”とは真逆の熱狂のまま、幕を閉じた。

先日、4年半ぶりの大阪城天ストリート・ライブで来年3月3日に結成からの目標だった大阪城ホールでのワンマンライブの開催を発表したSCANDALだが、さらに勢いを加速させていく彼女達に注目が集まる。