【DREAMS COME TRUE】『史上最大の移
    動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDER
    LAND 2015』2015年11月29日 at 東京
    ドーム

    撮影:TEPPEI、中河原理英/取材:石岡未央

     会場に入った瞬間、誰しもが漏らす感嘆の声。ドーム360度展開の、ど派手なステージセットに、ワクワクの液漏れ注意報が会場中に満ちあふれていた。
     4年に一度のグレイテストヒッツライヴ。実に7度目の開催となるタイトル公演だが、冬に行なわれるのは1991年の初公演以来となる。今回のキーワードは“ワンダーランド王国と3つの団「LOVE」「LIFE」「TEARS」”だ。吉田美和(Vo)曰く、選曲はリクエストをもとにした“ド表”。名曲のオンパレードということで、盛り上がること必至だ。オープニングはキーワードに分かれた花道から騎士団が行進入場、みんなキョロキョロで目線が定まらない…。そして、探し求めたお目当てが姿を現したのは…イリュージョンさながらドームの天井間近、センターセットの上だ。そんな絶叫に似た歓声を包み込むように奏でられたのは、スローナンバー「雪のクリスマス〜WINTER SONG」。歌い出すとともに歌声も感極まるが、一転、最新のワイヤーアクションで、会場中をピーターパンのごとく浮遊して飛び回り、実に楽しそうに“いろんな手段使って、みんなのところに行くから油断しちゃダメだよー”と、いたずら顔で観客を煽り手玉に取る。それからの3時間、言葉通りに賑わい続けた遊園地の全貌は語り尽くせないが、何よりも最大のアトラクションだったと言えるのは、全てのファンの心にある“自分史の回想”に、時空を超えて誘える“ドリカム”というストーリーテラーが演者であったということだ。したためた思いのリクエスト曲は、ファン各自の“LOVE”“LIFE”“TEARS”そのもの。改めて“歌のチカラ”を感じざるを得ない一夜だった。

    セットリスト

    1. OPENING.A theme of the WONDERLAND
    2. 雪のクリスマス〜WINTER SONG 
    3. LAT.43°N〜forty-three degrees north latitude〜
    4. SNOW DANCE
    5. もしも雪なら
    6. 愛がたどりつく場所
    7. LOVE LOVE LOVE
    8. 時間旅行
    9. Ring!Ring!Ring!
    10. 星空が映る海 
    11. SAYONARA
    12. マスカラまつげ
    13. 琥珀の月
    14. 悲しいKiss
    15. やさしいキスをして
    16. 笑顔の行方 
    17. 晴れたらいいね
    18. 眼鏡越しの空
    19. 空を読む
    20. きみにしか聞こえない
    21. 朝がまた来る
    22. ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~わたしたちの未来予想図~
    23. 未来予想図Ⅱ −VERSION ’07−
    24. サンキュ.
    25. さぁ鐘を鳴らせ
    26. その先へ
    27. 決戦は金曜日
    28. 大阪LOVER
    29. うれしい!たのしい!大好き!
    30. 何度でも
    31. <ENCORE>
    32. あの夏の花火
    33. AGAIN
    34. またね
    DREAMS COME TRUE プロフィール

    88年に結成され、翌年にはシングル「あなたに会いたくて」、アルバム『ドリームズ・カム・トゥルー』の同時リリースでメジャー・デビュー。結成当初から、彼らによって醸し出されるハーモニーは、完成度の高いものであった。彼らの音楽性はソウルやジャズ、R&Bのテイストを取り入れ、日本の音楽風土に適したポップスへと昇華させたものである。それはまた、スウィング・アウト・シスターやバーシアといったアーバンな香りが漂う作風に近いとも言えよう。
    彼らが多くのリスナーに支持された理由は、「飽和状態であったJ-POPのスタイルにブラック・ミュージックのエッセンスとヒネリを効かせ、洒落っ気をもたせたこと」、そして「吉田が等身大で描く(超)リアルな歌詞」——の二点にあるだろう。常に、流行・恋愛に高感度なアンテナを張り巡らすOLやティーンエイジャーたちは、彼女の歌に親近感を抱き、それぞれの想いを重ね合わせたのだ。こうして女性のハートをわし掴みにし、さらには世代を超えた層にまで人気を波及させ、「ドリカム現象」に至った。さらに、『ドリカム・ワンダーランド』と称されたライヴ会場をテーマパークに見立てた一大恒例イベントなどに見られる、そのエンターテイナーとしての貫禄も圧巻である。DREAMS COME TRUE オフィシャルHP(レーベル)
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    OKMusic編集部

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