L→R 近藤洋一(ベースとコーラス)、木内泰史(ドラムスとコーラス)、山口 隆(唄とギター)

L→R 近藤洋一(ベースとコーラス)、木内泰史(ドラムスとコーラス)、山口 隆(唄とギター)

【サンボマスター】「できっこないを
やらなくちゃ」って歌ってるんだから
、自分がやらなきゃ!

“究極”の名に相応しい、濃密濃厚すぎるベスト盤『サンボマスター 究極ベスト』。メンバーと一緒に初回特典のDVDを観るところからインタビューはスタート!
取材:フジジュン

みんなが“やりやがったな!”って言う
ものを作らないと意味がない

(初回特典DVD【日本語ロックの金字塔ライブ編】【10年分の「そのぬくもりに用がある」】を観終えて)いや~、これはものすごい! 特典にしては、ちょっと贅沢すぎるでしょう!!

山口
(笑顔で)これ、ヤ~バいでしょう? もうね、このDVD観てもらったら今日の取材はおしまいでも良いくらいですから。

そういうわけにもいかないけどさ(笑)。

山口
今回ね、初回盤に入れるライヴ映像は3人が、“あのライヴの時の映像を入れたい!”って最初から決めてた映像が多くて。
木内
“あの時は良かったはず”って記憶を辿って映像を観返して、“やっぱ良かった!”って。例えば、俺は3rdツアー(『僕と君の全てをロックンロールと呼べ』ツアー)初日の渋谷CLUB QUATTROの映像がどうしても入れたいとか。あとは『FUJI ROCK FESTIVAL』のWHITE STAGEでの靄の感じや、『ROCK IN JAPAN FES.』で初めてグラスステージを踏んだ時にフィールドがウワ~ッと波になったのを覚えてたんで、映像を観返して。
山口
もうね、やってやりましたよ。値段のことはあまり言いたくないですけど、この値段でこのボリュームはないでしょう!?通常盤でも3,150円でCD2枚組なのに、初回限定盤なんて3,650円でDVDまで付いてきちゃうんですから! 最初、ソニーと話し合った時に値段だけ決めたんです。それで、この値段でOKが出たから僕らの大作戦が始まったわけですよ! その時はまさかここまではやらないだろうと思ったでしょうね(笑)。
木内
“シングルベストにPVを付けたDVDだけ”って言われたんですから。そんなのね、俺たちが作るわけないでしょう!

ダハハハ! 一度OK出したからには覆させないよね。

山口
そうですよ。とにかくね、出すからにはみんなが“バカだなぁ!”“やりやがったな!”っていうのを作らないと意味がないと思って。見てくださいよ、このジャケット!

1stアルバム『新しき日本語ロックの道と光』と、まったく同じ場所とシチュエーション(笑)。

山口
笑うでしょ、これ。わざわざ泊まりがけで撮りに行ったんですけど、朝のドライバーは気が立ってるから危ねぇんですよ!!
木内
1stのジャケットを忠実に再現したんですけど、バイクの人だけは見つからなかったんですよ。
山口
ず~っと探してね。『探偵ナイトスクープ』にまでお願いしたんですけど、見つかりませんでしたよ。

嘘付け! あのね、苦労するところがおかしいよ!!(笑)

山口
もうね、今回はできること全部やってやりましたから! ライヴDVDも副音声付けてね。全部やった! 歌詞カードには歌詞解説入れて、その時代時代の写真も入れてね。“サンボマスター 究極ベスト”と謳ったからにはね、買う人がワクワクするようなベスト盤にしなきゃいけないですから。バカげてるかもしれないし、ソニーの偉い人は顔をしかめるかもしれないですけど、そうじゃなきゃ意味がないでしょ?
近藤
ソニーの人に“この値段でこの内容はさすがに初回限定盤だけにしてくれ”って言われて、交渉していた日がちょうど節分の日で。“鬼は出てけ!”って豆まかれたんですから。
山口
そうそう(笑)。でも、やってて痛快だったなぁ。とにかくね、老若男女が手に取りやすい値段で良い音質、良い内容にしたかったんです。それ聴いてライヴに行って…だって、ロックンロールって、もともとそういうものでしょ? だから、できるんだったら、それをやった方がいいんじゃないかって。「できっこないをやらなくちゃ」って自分が歌ってるんだから、それはやらなきゃ。

ベスト盤だっつってんのに、新曲「スーパーガール」は入ってるし、未発表のライヴ音源が3曲も入ってるし。

近藤
ここだけ抜いても、普通にシングルとしてCD一枚出せますからね。

そうだよね(笑)。ライヴやアコースティックライヴの音源を収録したシングルといい、最近のサンボはガンガン攻めてるね。

山口
近頃、景気の上がんないことばっかり言ってるでしょ? 音楽業界がどうのとか、俺たちそんなの関係ないもん! 聴いてる時にそんなこと関係ないでしょ? もうね、10年前から言ってることもやってることも変わらないんだから。

OKMusic編集部

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