地元の仙台からじわじわとその熱を全国へと広めているシンガーソング・エンターテイナーのハジ→。探究心を忘れずに新たな一面を開拓した末に完成した『ハジバム2。』について語ってくれた。
取材:ジャガー

『ハジバム2。』は、前作以上に間口の広がった作品ですね。自分自身に対してだったり、周りの相手と真正面から向き合い愛を育んでいく、人間愛という大きな意味でのラブソングが詰まっているからそう感じたのかもしれません。

命あること、生きることへのポジティブな気持ちを皆様への応援歌として歌わせていただいている『たからもの。feat. SA.RI.NA』に始まり、新たなハジ→・ワ→ルドの幕開けを告げるダンスチューン『EVERY☆BODYww♪♪。』、春から夏への移り変わりを表現した 『春色。〔Album Mix〕』『キミが好きです。』『サマ→ズラバ→。』の流れ。自分はもちろん、自分と同じような思いを抱いている皆さんに対する前向きなメッセージを込めた『僕の中のボクたち。』、今を乗り越えようと頑張っている全ての人たちへの『証。』で幕を閉じる…そんな今作は、おっしゃっていただいたように、全体的に見るといろんなかたちの愛情にあふれていますね。ハジ→なりの、皆様の人生に対する応援歌集です。

東日本大震災を受け制作された「たからもの。feat. SA.RI.NA」は、包み込む優しさにあふれた楽曲ですね。いつの時代も変わらない、親から子へ継承されていく愛情の深さに負の気持ちが浄化されていく安心感を得ることができました。

“命”という非常に難しいテーマについて触れさせていただく上で、僕らが放つ言葉が決して押し付けにならないように…パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんや若い人たち、誰が聴いてもすーっと抵抗なく心に受け入れていただけるような言葉と歌い回しを心がけました。あふれんばかりの温かさや愛情に満ちたSA.RI.NAさんは、アーティストとして、またひとりの人間としても心から尊敬している方なので今回一緒に制作をお願いしました。丁寧に扱わなければいけないテーマだったこともあり作業的には難航しましたけど、そのおかげで僕ら自身も非常に納得のできるクオリティーになっています。

「キミが好きです。」は、歌声から伝わる温もりが心地良く胸に響きました。ここまで曲、言葉ともにシンプルなものは、前作『ハジバム』にもなかった要素ですが、実際にかたちにしてみていかがでした?

そうですね。この曲のようなハジ→は、おそらく過去の作品の中になかった新たな一面だと思うのですが、聴いていただいた皆様に“逆にいかがでしたか?”って訊いてみたいですね。僕個人としては、すごく気に入っています。本作中の“癒し”担当の一曲です。ぜひ、好きな人を思い浮かべて聴いていただけたらと思います。

バラードからダンスナンバーまで、ひとつの作品集の中で曲の個性を上手く引き立て合いながら良さを伝えているので、結果として、その根本にいるハジ→というアーティストにますます興味が沸くと思いますよ。

ありがとうございます。何度リピートしても飽きのこないような曲順、曲間の秒数だったり、そういった細かいところも僕なりに試行錯誤しながら考えて良かったです。音楽や僕がこれから関わっていくエンターテイメントの世界には、無限にその可能性が秘められていると思うんです。だから、誰かのためにすることが自分のために、自分のためにすることが誰かのためになるような音楽をやっていきたい。どんな時も利己的にならずに、自分を律しながら一度きりの人生を日々、意味のあるものにしたい。ハジ→の音楽に共感してくださる同志の皆さんとともに、より良い世界を創造していきたいですね。
ハジ→ プロフィール

ハジー:2005年、地元仙台にて歌い手“HAZZIE”としての初舞台を踏む。10年1月にアーティスト名を“ハジ→”へと改名。ラップするように歌い、歌うようにラップする唯一無二のヴォーカルスタイルと、10000パーセント現場叩き上げの圧巻のライヴパフォーマンスから、“シンガーソング・エンターテイナー”を名乗る。13年3月、シングル「Only One。」でメジャーデビューを果たした。オフィシャルHP

OKMusic編集部

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