L→R 河井純一a.k.a NAUGHTY BO-Z(Produce&Composer)、片桐舞子(Vo)

L→R 河井純一a.k.a NAUGHTY BO-Z(Produce&Composer)、片桐舞子(Vo)

約7カ月振りとなる待望の新曲はドラマ『毒姫とわたし』の主題歌。カップリングも含め、MAY'Sの新たな可能性を感じる一枚に仕上がっている。
取材:石田博嗣

「BONDS」はドラマ『毒姫とわたし』の主題歌なのですが、先方からテーマ等の要望はあったのでしょうか?

舞子
私もそうだったんですが、昼ドラってドロドロとしたイメージがみなさんあると思うんですね。でも、今回は“元気になれる新しい昼ドラ”というのが根本のテーマになっているんですよ。主題歌も今までにないインパクトのある曲で、昼ドラ界の常識を覆したいというお話も聞かせていただき、MAY’Sなりに取り組んでいきました。最初の数話分の台本を読ませていただいたり、登場人物の人柄や性格、主人公ふたりの関係なども詳しく聞かせていただいたりして。

打ち込みが力強く響き、疾走感もあるトラックですが、トラック作りで意識したことはどんなところですか?

河井
クラブで流れても違和感がないような、流行のメインストリーム感は意識しましたね。

歌詞の面では女友達との友情や絆を描いているのですが、やはり舞子さんご自身の女友達のことをイメージして?

舞子
私には高校の時からの友人で、今でも頻繁に連絡を取り合うような女友達がいて、彼女との関係性が歌詞のヒントになりましたね。ダメだな~って思うところを言い合える大切な友達との絆を歌うこの曲で、元気や笑顔を贈りたいと思います。

大サビの《いつだって私は ここにいる》や《それでも 私を信じて》という言葉が印象的でした。

舞子
この歌詞の部分は、実は私自身の気持ちなんです。友達に向けてはもちろん、この歌でつながることができた全ての人へ向けて、私からのメッセージとして受け取ってもらえたらと思っています。

大サビからエンディングにかけてのフェイクが、曲の力強さやメッセージの説得力を後押ししているのが印象的だったのですが、歌入れで意識したことはどんなことですか?

舞子
明るく、力強く、そしてコミカルに…です!! 歌い始めは友達に話してるような雰囲気を意識していて、徐々にヒートアップしていくので、サビでは自然に一緒に歌いたくなってもらえるかなって思ってます!

カップリングの「I Remember You」は、想いを断ち切れないでいる女性の切ない心情が伝わってきました。

舞子
大人がグっとくる切ないラブソングを作ろうと思い、トラックメイキングからふたりで取り組んでいきましたね。
河井
映画を観てるようなドラマチックな展開にしたかったので、ひとつひとつのフレーズに気を使いました。特にギターは最初入れる予定がなかったのですが、別の曲のレコーディング時に試しに入れてみたテイクを採用しています。

FALCO&SHINOさんと一緒に「ONE LOVE ~100万回のKISSでアイシテル~」を新解釈でリメイクしたような、3曲目のセルフサンプリングにはどんな手応えがありますか?

舞子
私たち自身も楽しんで作っていたな~…というのが一番の感想です。男性目線からの愛のプレゼンを堪能してもらえる、アンサーソング的な一曲になりました。

3rdアルバム以降、初の音源となるのですが、MAY’Sにとってどんな作品が作れましたか?

舞子
MAY’Sにとって、新たな可能性を感じてもらえるシングルになったと思います。収録曲もさまざまな個性があってボリュームのある内容なので、長い時間楽しんでもらえるとうれしいです!
「BONDS」2011年09月14日発売Venus-B/KING RECORDS
    • 初回盤(DVD付)
    • KICM-91355 1500円
    • 通常盤
    • KICM-1355 1200円
MAY'S プロフィール

メイズ:ヴォーカルの片桐舞子とトラックメイカーの河井純一によるユニット。2005年、インディーズでミニアルバム『Drawing』をリリース。キャッチーな楽曲が支持を受け、08年にメジャーデビュー。数々のアーティストとのコラボをはじめ、それぞれのソロ活動など幅広く活動を行なっている。MAY'S オフィシャルHP
MAY'S オフィシャルFacebook
MAY'S オフィシャルTwitter
MAY'S オフィシャブログ

OKMusic編集部

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