【GACKT】『GACKT WORLD TOUR 2016
    「LAST VISUALIVE 最期ノ月 -LAST M
    OON- supported by Nestlé」』2016
    年7月3日 at さいたまスーパーアリー

    撮影:竹中圭樹(D-CODE)/取材:清水素子

     愚かな人間は互いに争うことを止められない。けれど、希望は必ずあるーー。4時間に及ぶツアーファイナルは、そんなメッセージを我々に届けてくれた。音楽、映像、美術、パフォーマンスと五感への刺激を総動員して、ひとつの物語を具現化すべくGACKTが提唱してきた“VISUALIVE”。7年振りに、そして今回が“LAST”と明言して開催されたコンセプトツアーは、過去に彼が舞台で演じてきた源 義経の物語をなぞるかたちで進行した。絶体絶命に陥る義経、即ちGACKTの姿が映し出され、彼に矢の雨が降り注いだ瞬間に最新シングル「ARROW」で幕が開くオープニングから鮮烈至極。その後も紅い花びらが舞う「花も散ゆ」、閃光と爆発音が迸る「RIDE OR DIE」、倒れいく友に向けエモーショナルに放たれる「暁月夜 -DAY BREAKERS-」と、戦の熾烈と哀れを見事に体現していく。ライヴは映像を挟み込んでの4部構成になっており、第2部では平安装束のGACKTが三味線をかき鳴らし、ダンサーとともに刀を振りかざす楽曲も。そうして戦乱の世へと誘ったところで一転、神威♂楽園へと舞台を移した第3部では鍛え抜かれた肉体も露わに全力のパフォーマンスで歌い踊り、翌日のGACKTバースデーを祝いに突然DJ KOO(TRF)が現れると場内は笑顔に満ちる。しかし、第4部では再び義経の姿となり、絶命する彼の想いを「雪月花 -The end of silence-」でドラマチックに歌い上げて終演。その強く、やさしく、包容力に満ちた歌声は、どんな演出よりも観る者の心を揺さぶって、彼が本物のアーティストであると同時に本物のシンガーであることを知らしめたのだった。

    セットリスト

    1. ARROW
    2. 花も散ゆ
    3. RETURNER~闇の終焉~
    4. RIDE OR DIE
    5. 暁月夜 -DAY BREAKERS-
    6. 泡沫の夢
    7. 斬 ~ZAN~
    8. 傀儡が如く
    9. 揺藍歌 -LULLING-
    10. ONE MORE KISS
    11. MIRROR
    12. U+K
    13. 舞哈BABY!! -WooHa-
    14. 恋のFRIDAY!!!
    15. キミだけのボクでいるから
    16. P.S.I LOVE U
    17. 雪月花 -The end of silence-
    GACKT プロフィール

    ガクト:バンドでの活動を経て、1999年6月にシングル「Mizerable」でソロデビュー。緩急自在の抜群な歌唱力、ポップな中にもダークさが漂うデカダン趣味のサウンドで多くのリスナーから支持を得る。CDやDVDはアジアや北米でも発売され、世界中に熱狂的なファンを持つ。音楽活動のほか、映画、ドラマ、舞台、声優などでも幅広く活躍。自らを“表現者”と称し、ミュージシャンの枠にとらわれない多才ぶりを発揮している。GACKT オフィシャルHP
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    OKMusic編集部

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