【WANIMA 】『JUICE UP!! TOUR』2
016年12月19日 at Zepp DiverCity T
okyo

撮影: 瀧本“JON”行秀/取材:荒金良介

 表現力の向上、バンドの塊感、メンバーのキャラクター性、今のWANIMAは全ベクトルに磨きをかけ、こちらの予想以上に途轍もない成長を遂げていた。彼らは“仕上がり具合”に舌を巻く怒濤のパフォーマンスを展開! 2016年8月に出た2ndシングル「JUICE UP!!」レコ発ツアー、この年ラストとなった本公演はメンバーが学生時代に聴いていた憧れのRIP SLYMEがオープニングに登場。どうやらWANIMAとの対談から対バンという流れになったらしく、満杯のフロアーを軽快なラップとトラックで温め、あの3人組にバトンを渡す。

 ついにWANIMAのメンバーがステージに現れると、演奏開始前から場内は大沸騰。「ともに」が始まると、僕が座っていた2階席まで揺れる異常な盛り上がりだ。“みんな元気しとった?”とKENTA(Vo&Ba)は観客に語りかけ、ミクスチャー風味の「Japanese Pride」においても線が太くなったグルーブを解き放ち、メンバー3人の歌、コーラスも際立っていた。また、「夏の面影」の冒頭でKENTAは民謡のごとく歌を伸ばすように歌い上げ、これには大爆笑。さらにレーザー光線が飛び交う中で披露された「BIG UP」、エモーショナルな心情を炸裂させた「1106」でも観客のハートをがっちり捕らえる。本編ラストの「For you」はまるで星に願いを託すような感情移入っぷりで、多くの観客を魅了した。今年3月にさいたまスーパーアリーナにてワンマン公演を控えている彼らだが、今日のライヴを観る限り、またすごいものを観せてくれるだろう。心底楽しみだ。

セットリスト

  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。
RIP SLYME プロフィール

PES/RYO-Z/ILMARI/SUの4MCズとDJのDJ FUMIYAからなるRIP SLYME。94年に開催された『YOUNG MCS IN TOWN 新人ラッパーコンテスト』で優勝したことをきっかけに数々のイベントに出演、期待の若手ラッパーとして注目を一手に浴びる。そして01年、シングル「ステッパーズ・ディライト」でメジャー・デビュー。翌年のシングル「FUNKASTIC」がスマッシュ・ヒットを記録し、シーンに大いなる新風を吹かせた。
そんな彼らの素晴らしさは、マスにも受け入れられやすい洗練された独自のポップ・センスと、コアなリスナーを唸らせる高次元で織り成されるラップのかけ合いを見事に両立させている点にある。優れた作品をこれほどまでにコンスタントに量産しているアーティストは、彼らの他にいないだろう。リリースごとに違ったアプローチを打ち出す多彩なシングル群はもちろん、オリジナル・アルバム『FIVE』(01年)、『TOKYO CLASSIC』(02年)、『TIME TO GO』(03年)、『MASTERPIECE』(04年)、『FUNFAIR』(07年)のどれもが爆発的ヒットを記録。RIP SLYMEは時を経るに連れ、その絶好調っぷりにどんどんと拍車をかけている逸材グループだ。RIP SLYME オフィシャルHP(アーティスト)
RIP SLYME オフィシャルHP(レーベル)
RIP SLYME オフィシャルTwitter
RIP SLYME オフィシャルインスタグラム
Wikipedia

WANIMA プロフィール

ワニマ:2010年結成。熊本出身の3ピースロックバンド。14年10月、1stミニアルバム『Can Not Behaved!!』リリース後、11月から全国ツアー『Can Not Behaved Tour』を33カ所で行なう。その後、大型フェスティバルへの出演を軒並み果たし、いくつもの入場規制を記録。15年8月に1stシングル「Think That…」を、同年11月には1stフルアルバム『Are You Coming?』を発表。17年5月にはワーナーミュージックのレーベルunBORDEよりシングル「Gotta Go!!」をリリースし、勢いよく駆け抜けた同年末、『NHK紅白歌合戦』の出演までも果たした。WANIMAオフィシャルHP

OKMusic編集部

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