L→R 桐田勝治(Dr)、小林 勝(Ba)、真島昌利(Gu)、甲本ヒロト(Vo)

    L→R 桐田勝治(Dr)、小林 勝(Ba)、真島昌利(Gu)、甲本ヒロト(Vo)

    【ザ・クロマニヨンズ】個性の違う1
    2曲をまとめて“GUMBO INFERNO”

    8枚目のアルバム『GUMBO INFERNO』が完成。先行シングル「キスまでいける」を含む全12曲は、彼らの持ち味であるシンプルなバンドサウンドを前面に打ち出し、楽曲の持つ強いインパクトを爽快なビートに乗せて届けてくれる。ロックンロールの王道であり、普遍的な輝きに満ちたアルバムだ。
    取材:岡本 明

    メンバーが初めてその曲を聴いて30分後
    にはもうこのかたちになっている

    ほぼ1年半振りのアルバムですけど、作り方はこれまでと変わらないですか?

    甲本
    うん、何も変わらないよ。

    ふたりが半分ずつ曲を持ち寄って?

    甲本
    1日に4曲ずつぐらい。それで3日間ぐらいでかたちは出来上がるよ。
    真島
    いつもと同じ感じですかね。

    調子の善し悪しが作るペースを左右しないですか?

    真島
    調子が上がらなかったら、別にレコードを作らないでもいいじゃないですか(笑)。人のためにやってるわけでも、強制されて作っているわけでもないから。
    甲本
    “曲ができたから集まろう”って。そのペースが落ちたら、ゆっくりやればいいし。

    曲を出す時は短期間に集中して作るのですか?

    真島
    “作っている”というより、日々の中でできるんですよ。作ろうと意気込まなくても、散歩している時、トイレに行ってる時にパッと頭に浮かんだりするのをまとめて、“あ、できたな”って。だから、アルバムを作るから曲を作るとか、そういうことではないですね。頭の中で落書きが溜まってきて、曲になって、それが溜まったら、じゃあレコードにしてみようっていう感じです。

    毎日の生活と結び付いていますね。自然な流れで?

    真島
    うん。自然なんじゃないかな。これから曲を作るから滝に打たれようとか、そういうことしないし(笑)。
    甲本
    僕は、いつできているか分からないんですよ。ほんと、びっくりする。“いつ作ったんだろう、こんな曲”って思うもん。気付いたら、ある。良かった。不思議ですね(笑)。

    ここ最近はコーラスの入る曲が増えていますよね?

    真島
    コーラスを入れるの、楽しいんだよね。

    曲を作っている時にコーラスを入れるイメージがあるのですか?

    真島
    ある時もあるし、全然ない時もあって。ベーシック録ってから、ここにこんなコーラス入れたら面白いんじゃないかなっていう時もあるし、それはいろいろです。半々ぐらいじゃないですか。前もって自分の頭の中で鳴っている時もあるし、実際にバンドで音を録って鳴り始めることもあるし。

    コーラスが入ると、一気に全体の熱量が上がりますね。

    真島
    やっぱり人の声って一番パワフルですからね。

    「スパーク!」はユニゾンもあるけど、ハモってますね?

    甲本
    成り行きですよ、その場のノリで。“ハモってみよう。わー面白い、ワハハ”みたいな。

    バンドで合わせた時にサウンドのイメージが変わることもあるのですか?

    真島
    それもいろいろです。みんなのところに持って行く時に、“絶対ここはドラムのこういうフレーズが鳴っていてほしい”という時もあって。“ここはブレイクして、このフレーズをドラムが叩く”というのが頭の中で鳴っている時もあるし、ベースのフレーズが鳴っている時もある。何も鳴っていない時もあって、ただその歌を持って行ってバンドのみんなが合わせていくうちに見えてくることもあるし。
    甲本
    そんなに極端に変化しないですね。ただやるだけだもん。“曲ができたよ、やってみよう”ってバーンってやると、何となくそれでいい気がするんですよ。メンバーが初めてその曲を聴くところから始まって、30分後ぐらいにはもうこのかたちになっている。だから、1日4曲ぐらいは平気でやれちゃうんです。晩飯前に帰ってますからね(笑)。

    OKMusic編集部

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