L→R マリミ(Vo&Gu)、ヒロ(Vo&Ba)、シゲユカ(Dr&Cho)

L→R マリミ(Vo&Gu)、ヒロ(Vo&Ba)、シゲユカ(Dr&Cho)

【MADLICK】一番目立って革命を起こ
したい!

驚異的なスピード感で突っ切っていく、初の全国流通盤となるフルアルバム『新世界ベクトル』。バンドの存在を全国に知らしめるにはインパクト十分の本作について話を訊いた。
取材:高良美咲

結成から現在までは具体的にどのような活動を?

ヒロ
バンドを始めたての頃は、いわゆるゴリゴリのメロコアをやっている京都の地元バンドのひとつでした。対バンもメロコアバンドばかりで。でもある日、別のシーンで活動していた尊敬してる先輩からボロクソに言われて、目が覚めたんです(笑)。そこからいろんな音楽を吸収し、自分の中の感覚がどんどん変化していき活動の幅が広がっていきました。アイドルとの共催やラウドバンドのイベントや自分たち主催のブチアゲパーティーなど、何でもやりましたね(笑)。

“MADLICK”というバンド名の由来は?

ヒロ
初期のメンバーと決めたのであまり覚えてませんが…“狂ってる何か”みたいな感じやったと思います。

初の全国流通盤となるフルアルバム『新世界ベクトル』は、まず16曲で23分20秒というスピード感で、「Boy&Boy」~「柵破リ者ノ独リ儲ケ」~「Girl&Girl」のように流れるような展開が印象的でした。

ヒロ
特に“こんなアルバムにしよう!”って構想はなくて。昔から4〜5分ある曲はしんどくてあまり聴かなかったので、自分が好きな曲を作ってそれを詰め込んだらこうなってしまいました(笑)。

前述した通り今作は初の全国流通盤ですが、その点で意識したところは?

ヒロ
ライヴに頻繁に行くようなマイノリティーな人にだけ聴いてもらいたいわけじゃないので、そうじゃない主婦やサラリーマン、大学生や高校生でも聴きやすいっていうところは意識しました。

全体的にはメロコアやパンクを軸に、ポップやロックなどの幅広さも感じられました。

ヒロ
楽曲を作る時のこだわりは自分が好きかどうかってことくらいで、ほんとジャンル関係なくめちゃくちゃ音楽を聴くので、曲はその時にはまってる音楽になります(笑)。そういう意味では、音楽の振り幅のデカさがこのバンドの強みかもしれないですね。

「創造イマジネーション」は、キャッチーに振り切った楽曲ですね。

ヒロ
この曲は、特に大衆の受け入れられやすさってのを意識していて。言ってしまえば、最近の流行りを自分の好きな仕様にして全部詰め込んだ曲です(笑)。

みんなで盛り上がりそうな掛け声の「GAME」は、2分間に詰め込まれた幅広い展開が面白いです。

ヒロ
この曲を作ったのは2年前とかなんですけどうまいことまとまったなーと思います。僕のマ○オ愛が存分に表現されてます!!

今作では内田 秋さん(ピアノガール)、Miyariさん(橙々)、junjunさん(YeYe/Lainy J Groove)といったレーベルメイトとのフィーチャリングもありますね。

ヒロ
完全に全部ノリと勢いで“一緒にやろうや!”って感じやったんですが、最高でしたね。自分の認めてる大好きな人とやるんやからそら当然なんですけど。リミックスに関しても、完成しているものに第三者が加わって新しいものになるっていう感覚がたまらなかった(奮)。

中でも思い入れのある楽曲は?

ヒロ
全曲ラブですけど、「Call me Baby」は『天使にラブソングを』っていう映画とTHE BAWDIESにはまってた時に作った曲で、ソウル感、ハッピー感、ずっと歌が苦手だった女の子がラストでめちゃくちゃ歌い上げる感(笑)が混ざり合って最高になったので、思い入れも強いですね。

出来上がってみてどのような一枚になったと思いますか?

マリミ
今回は初めてメインでヴォーカルをとらせてもらったりして思い入れのある曲が増えたので、今までとは違う自分を出して、カッコ良くて楽しいライヴをしたいです! 「恋の呪文」ではコールなど、じゃんじゃんお待ちしてます(笑)。
ヒロ
もう、ガチャメチャハチャメチャすぎて自分でも面白いです(笑)。聴きどころは、ド頭1曲目から6曲目までの駆け抜けパワーですね! で、そこからどんどん開けていってからのラストはゴリゴリアングラなエレクトロダブリミックスっていう…あ、すみません、全部ですね!(笑) 「創造イマジネーション」はMVの公開もされているのですが、みんなすぐに受け入れてくれて安心してます(笑)。

そんなアルバムのタイトル“新世界ベクトル”に込められた意味とは?

ヒロ
僕は音楽も活動内容も含め嫌いなバンドが多くて、そいつらに“俺らが見てるゴールはそんなもんとちゃうぞコラ”って思いを込めてます(笑)。あとは、一番目立って革命を起こしたいので、“ベクトルは新世界”というふうにしました!

作り終えたことで改めて感じたことは?

ヒロ
“あ、自分はこんなこともできるんや!”って発見がめちゃくちゃ多かったんですが、それに加え、メンバーの“あ! お前こんなことできるんや!”も多くて、勉強とともに次の糧になりました。

リリース後は7月23日に京都GROWLYで行なわれる『MADLICK presents “新世界TOUR初日”』を皮切りにツアーが始まりますね。

シゲユカ
MADLICKのライヴでひとりでも多くの人の心を動かしたいし、その心のベクトルが、面白い、楽しいとかハッピーな方向に向いてほしい! うちらはパンツも見せるし、デブもブスも出っ歯も全部出していくから、お客さんも感情をいっぱい出せるようなライヴをしていきます!
ヒロ
ツアーは全国の仲間たちとともに語り、飲み明かすのが楽しみのひとつです。ライヴは全カ所、最&高にパーリーしていくので、かかってこいよって感じです! ざす!
『新世界ベクトル』
    • 『新世界ベクトル』
    • DYRT-0005
    • 2016.06.22
    • 2400円
MADLICK プロフィール

マッドリック:2012年結成の3ピースバンド。ショートキラーチューンの応酬で構築されるロックパレードはストロボのように噂と期待を巻き起こし、狂信的なフォロワーが続出中。15年7月に限定シングル「アンドロイド彼女」をリリース。16年6月22日に、レーベルメイトとのフィーチャリング楽曲を含めたフルアルバム『新世界ベクトル』を発表する。MADLICKオフィシャルHP

OKMusic編集部

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