【DEVIL NO ID】めちゃ歌って踊って
バシッと決める、沖縄のガールズダン
スクルーが登場！
昨年9月にデビューした沖縄のガールズダンスクルー・DEVIL NO ID。クラブシーンで活躍するTeddyLoidがサウンドプロデュースを手がける、彼女たちの2ndシングル「Sweet Escape」について話を訊いていこう！
取材：土屋恵介
まずは、DEVIL NO IDの紹介をしてもらえますか？
karin
沖縄出身のガールズダンスクルーで、昨年の9月にシングル「EVE -革命前夜-」でデビューしたばかりです。3人ともそれぞれ小さい頃からダンスをやっていて、グループを組もうということになったんです。私は安室奈美恵さんに憧れて歌を始めました。
mion
私はマイケル・ジャクソンのムーンウォークに憧れてダンスを始めました。まだムーンウォークはできないんですけど（笑）。
hana
私も同じように小さい時からダンスとヴォイトレをやってます。
DEVIL NO IDは近未来的なモチーフがありますね。
karin
衣装とかも今までにない感じで、新しいなって。大きいライヴ会場ではレーザーや映像を使うんですけど、演出も含めてDEVIL NO IDの世界観が作られてます。
TeddyLoidさんプロデュースのサウンドは、みなさんどう感じてますか？
karin
新しいEDMって感じでした。初めてオケを聴いた時は“なんだこれは？”っていう衝撃（笑）。でも、自分たちの声を入れてライヴをしていき、今ではDEVIL NO IDのテーマと言える曲で、私たちの体の一部になっています。
mion
「EVE -革命前夜-」を最初に聴いた時に、この1曲にDEVIL NO IDの世界観がギュッと詰まってるなと思いました。
hana
私はいつもバラードとかを聴くことが多いので、初めて「EVE -革命前夜-」を聴いた時、爆発音から始まるからびっくりして（笑）。でも、聴いていくうちにカッコ良いし、DEVIL NO IDの雰囲気が伝わる曲です。
では、DEVIL NO IDにしかない魅力を聞かせてください。
karin
私たちはアイドルという括りではなくて、DEVIL NO IDという世界観、ダンスクルー、アーティストとしてやっています。ダンスは一番こだわってますね。めちゃ歌って踊って、バシッと決めるってとこがDEVIL NO IDの魅力だと思ってます。
mion
ひとつひとつ曲に感情を入れるっていうのはこだわってます。ダンスも手先まで気を付けてます。
hana
歌に感情を込めるってことはすごく大事にしてます。
新曲「Sweet Escape」はさわやかなメロディーのナンバーですが、どんな印象がありましたか？
karin
1stシングルが真っ黒でカッコ良いイメージなんですけど、2ndの「Sweet Escape」は真逆の真っ白いイメージなんです。でも、歌詞は人の背中を押す強さがあります。何かを始めようとしてる人に聴いてほしい曲です。過去の自分にさよならして、新しいスタートを切ってほしいなって。
それぞれが特に好きな歌詞は？
karin
私はBメロの《言いたくないこと なんて言いたくないよ 笑いたくない時に 笑うのつらいから》ってところ。誰にでもそういう時ってあるし、共感できるなって。
mion
最後のサビの《また 会いたい人たちがいるよ 君にもね…》ってところが好きです。誰にでも陰で支えてくれてる人がいるよって、背中を押してくれる言葉だなと思います。
hana
私は2番のBメロの《“D.R.E.A.”の続きが見つからない フリしてた いま書き足すMを》ってところです。夢を諦めようと思ったけど、また頑張ろう！って思う気持ちがここに詰められています。
あと、振り付けでこだわったところは？
karin
歌詞を大事にして、振り付けでもどこで息をして、表現を付ければいいのかって3人でいろいろ考えました。
mion
1stとは全然違うので、ゆったりとした曲調にどう感情を入れるかに最初は戸惑いました。
hana
歌詞がすごいので、感情を込めないと全然伝わらないと思ったんです。なので、歌もダンスも自分が思う感情の出し方をすっごく考えてました。
カップリングの「fashionista」は女の子らしい歌詞のダンスチューンですね。
mion
女の子の気持ちが詰まった超明るい曲です。
karin
今からデートとか遊びに行くとか、準備してるドキドキ感が歌詞にもメロディーにも入ってます。女子だから共感できるところもたくさんあると思います。ライヴで歌ってても楽しくなって、うわ～って気分になります（笑）。
hana
歌詞も曲調も女の子って感じが伝わってきました。Bメロの《SHA LA LA LA》ってとこからも、すごくワクワクしてる気持ちが伝わってきます。
そして、ニューシングルのリリースパーティーが4月22日に沖縄、5月20日に東京で行なわれますが、どんな雰囲気になりそうですか？
karin
今回しか観れない仕掛けとか、振りもバージョンを変えたりするので、ぜひみなさんにきてほしいです。
mion
ラッパーとして、コール＆レスポンスでお客さんをガンガン煽りたいです。
hana
お客さんと一緒に歌って距離感をもっと縮めて、会場を一体化させたいです。
では、DEVIL NO IDの今後の目標を聞かせてください。
karin
3人で共通で思っているのは、将来的に海外の大きなEDMフェス『Tomorrowland』に出たいんです。
なんと、それはすごいですね。
karin
やっぱり自分たちもEDMをやってるので、そこを目指したいなって。でも、まだまだDEVIL NO IDは知られてないので、まずはみんなが口ずさめるような曲を持ちたいです。
mion
DEVIL NO IDで世界に羽ばたいていきたいです。アメリカのニューヨーク、マンハッタンにダンスやライヴパフォーマンスをしに行くのが夢です。
hana
私が行きたい国は韓国です。服とか化粧品とかがかわいいんですよ（笑）。でも、ほんとに世界のたくさんの人に、DEVIL NO IDを知ってもらいたいです。どの国のライヴでも自然と掛け合いをできたらカッコ良いなと思います。
