【KELUN】
取材:石田博嗣
より密度の濃くなったKELUNを感じてほ
しい
2008年5月、ベースに如人が加入し、新生KELUNが誕生した。まず彼はバンドに加入すると決まった時、どのような心境だったのかを訊いてみた。
そんな彼の加入にKELUNの鳴らすロックのポテンシャルがより強くなったと児嶋は語る。さらに幼なじみのような彼との関係性もあり、気持ちの上での音も強くなったという。
新生KELUNとなり、初のリリース「CHU-BURA」は1stシングル「SIXTEEN GIRL」に続き、聴いた人に勇気を与え、背中を押すようなメッセージ性の強い楽曲だ。
“ちゅうぶらりん”な時期こそ貴重な時間だというKELUNならではのメッセージ。ストレートな歌詞とは逆にタイトルで遊び心を効かせ、そのギャップで楽曲の深みを出している。リスナーに“このタイトルはどんな意味なのだろう?”と思わせる妙を備えているのだ。また、サウンドも強いメッセージを反映するため、突き抜けるような瑞々しさを持っている。
新生KELUNはこの「CHU-BURA」から幕を開ける。最後に新たなスタートを切る彼らに今後の展望を聞いてみた。
アーティスト