YOSHIKI、緊急手術 日本・世界ツア
ーなどの実施は未定



YOSHIKI は、身体を酷使する激しいドラムプレイにより2009年7月に頸椎椎間孔狭窄症と診断され、頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除2つの手術を受けていた。約半年前から頸椎椎間板ヘルニアの悪化で、手・腕に麻痺・強度のしびれなどの症状が表れ、すでに演奏にも支障をきたしていたという。病院で精密検査を受けた結果「頸椎椎間孔狭窄症」(左腕の神経根障害及び椎間板 C5-C6 の位置に椎間板ヘルニア)と診断され、日米双方の医師と何度も協議を重ね、今回手術を受けることになったそう。

手術は、5月16日に米ロサンゼルスの病院にて行われる予定。5月に予定されていたスケジュールは全てキャンセルとなるが、7月に予定されている『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X』、8月から9月にかけて予定されているYOSHIKI プレミアムディナーショー、及び LAを皮切りにスタートする世界ツアーの予定日なども米エージェントと協議中とのこと。


■ニール・アナンド, 米 YOSHIKI 手術担当外科医 コメント
先日 Yoshiki さんの診断を行った結果、左腕の神経根障害及び椎間板 C5-C6 の位置に椎間板ヘルニアがあることが判明しました。頚椎人工椎間板置換の手術をすることを薦めました。
■トミー・トミザワ, 米 YOSHIKI 医師 コメント
現在の病状を診断したところ、今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況なため、 緊急に手術することを決定しました。MRI と CT スキャンの結果を見る限りでは、ダメージがひどく相当な痛みを伴いながら演奏を続けてきたと想像します。2回目の手術ということで、骨を削る頸椎椎間孔切除という選択肢を外し、今回は人工椎間板置換手術を行います。去年10月に日本で行われた Visual Japan Summit で症状が再発し、今年1月に行われた米カーネギー公演では既に左手の感覚を失っていました。その後3月に行われた英ウェンブリー公演後、症状はさらに悪化しましたがそのままレコーディングを続けていました。本人はこのまま終わりまで続けたいと言っていましたが、症状が深刻化したため、日米のドクターと話し合った結果、このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術をする運びとなりました。

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