【インタビュー】Sonar Pocket「周り
の人が生きているから生きたいと思う
」 逆境を乗り越え歩み出した第二章
のアンセム!

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■「ko-daiの出来事がなかったら出来ていない」心に深く刻まれる名曲!

――「一生一瞬」には<いつかあっちでも>という歌詞が出てきます。昨年10月にko-daiさんが緊急入院されたとき、死を覚悟したんじゃないかと想像しました。
ko-dai そうですね。死は覚悟していました。

――だからこそ、生きることの歓びや愛する人がいる歓びをこの曲から感じたんです。
ko-dai 自分が死ぬかもって思ったとき、“まいっか”ってちょっと受け入れた部分があって。なぜそう思ったのかな?ってICUのベッドの上でずっと考えていたんです。悔いのない毎日を過ごして、悔いのないよう努力したから、死んでもいいと思えたのかなって。最初はそう思ったんですけど、考えれば考えるほど、それは違うなと。死を受け入れるということは、失ってもいい毎日しか生きていなかったんだと思ったんです。だとすると、周りの人に申し訳ないなと思って。例えば逆の立場で、eyeronやmattyが僕と同じ状況になって“死んでもいいや”とか思っていたら嫌だなと。じゃあ、なんで自分は生きているんだろうと考えたら、それはみんなが周りにいるからだと。ってことは、これから何を伝えていかなきゃいけないんだろう?って考えるようになっていって。自分はいつ死ぬかわからない。人はいつ死ぬかわからない。俺は周りの人が生きているから生きたいと思う。周りの人といつ離れ離れになっちゃうかわからないからこそ、もっと一緒にいる時間を大切にしないとなって思うようになったんです。

――ko-daiさんのパーソナルな想いから生まれたシリアスな曲だけに、それを受けるeyeronさんも作詞に頭を悩ませたんじゃないですか?
eyeron そうですね。サビと1番の歌詞がある状態で渡されたんですけど、ここでko-daiのことを想って、全部がko-daiにフォーカスした曲にすると相当暗い曲になるなと思ったんです。それだと聴く人もしんどいだろうなと思ったから、ラブソングとしても聴けるような曲にしたくて。いろんな人に聴いてもらえる曲にしようと思って、こういう歌詞にしたんです。

――今回は歌声にすごく変化を感じました。それにふたりの声がすごく温かいなと思ったんです。
eyeron 正直、ko-daiは去年までの声とまったく違いますね。もう人が違うんじゃないかっていうくらい違う。
ko-dai 単純にそれは療養中にノドが休まったからだと思います。あんなに歌わない日々は初めてだったので。退院して最初にカラオケに行ったときに、もう声が違いましたから。“あ、軽くなっている”って。 eyeron まずキーが上がっているしね。歌い回しのクセも違うし。

――伸びも違う。そういうeyeronさんの声も透明感が増したように思います。
eyeron 俺はそのko-daiの歌に引っ張られて変わったんです。ko-daiのブレス感とかにうまくリンクできて、そういう歌い方になったんだと思う。

――曲が生まれた経緯やタイミングも含め、忘れようにも忘れられない曲になりましたね。
matty 第二章のアンセムになるんじゃないかなと思っています。ko-daiの出来事がなかったら出来ていない曲だし、メンバーそれぞれの心の中に深く刻まれる曲だと思う。そういう意味で今後ずっと残り続ける曲だと思います。
eyeron またこの先いろんなことがあったとしてもこの曲があるし、この曲を歌えば乗り越えていけるんじゃないかなっていうくらいの曲になったと思いますね。

Sonar Pocketという枠からはみ出た存在に!3人が掲げた目標とは?

――この曲から始まる第二章は、どんなことをテーマに掲げているんですか?
ko-dai 第二章は「Sonar Pocketってこうだよね」とか「Sonar Pocketらしいよね」とか、そういうことを考えずにやっていこうと思っています。“ソナポケイズム”という言葉も今後は使わないし、現状維持じゃ目標としている東京ドームには立てないと思うから、Sonar Pocketという枠からはみ出たSonar Pocketになろうと。あと、僕ら3人はアイドルではないので、今後はそれぞれがクリエイターとしてしっかり成長していけることが重要になると思っています。そのひとつとして今回eyeronはビジュアルワークをプロデュースして、僕は「一生一瞬」のMUSIC VIDEOの演出をさせてもらったんです。

――ビジュアルワークはどんなコンセプトで作ったんですか?
eyeron 曲のタイトルから“一瞬を切り取る”をテーマにしました。歌詞に“フォーカス”とか“瞬き”とかカメラを連想させる言葉が出てくるので、ジャケット写真はフィルムで撮っているし、MVにもカメラが出てくる。点をたくさん作っていくようなイメージで、その点が「一生一瞬」という曲で1本の線になるよう考えたんです。
matty クリエイターという部分では、第一章を経てやりたいことがそれぞれにあると思うんです。それを個々に追求できたときにSonar Pocketというエリアや枠が広がると思うし、そうすることで10周年の目標に掲げている東京ドーム公演が近づいてくるんじゃないかと。ここからの第二章は、自分ができること、自分たちができることに力を注いで、新しいSonar Pocketを見せていきたいですね。

文/猪又孝

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