【インタビュー】WOOYOUNG (From 2P
M) 「ファンとの垣根を取り払って、
内面をもっとさらけ出したい」 刺激
もかわいらしさも堪能できるハジけた
パーティ!

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■何度も観ないとわからない?MVに隠れたいたずらっこ要素

――『R.O.S.E』以来2年ぶりのソロ活動ですが、2年前と比べてどんな気持ちの変化があったのでしょう。
WOOYOUNG 音楽を作るための余裕が出てきたというか。“仕事しなきゃ”って感じじゃなくて、“音楽を作りたい!”って気持ちが大きくなって、以前よりも楽しくなってきた感じです。これって、『R.O.S.E』での経験があってのことだと思うな。

――新曲「Party Shots」は、音楽もビジュアルもかなり刺激的!
WOOYOUNG フフッ、びっくりさせたかったんです(笑)。まず「Party Shots」という単語が頭に浮かんで。僕が表現しようと思っていたエネルギー溢れる爆発的なイメージにピッタリな言葉だなって思ったんです。僕がこの歌を通じて伝えたかったことは、ファンのみなさんと僕の間にある垣根を取り払って、お互いの内面にあるものをもっと引き出したりさらけ出したりしたい、そしてもっとみなさんと近くなりたいということなんです。

――タイトルになった「Party Shots」という言葉は、造語ですよね?どんな時にひらめいたんですか。
WOOYOUNG 2PMメンバーと仕事をしていた時、“ファンのみなさんとパーティしたい!”って急に思ったんです。賑やかなパーティの雰囲気を表現する言葉を探していたら、“ワンショット”という言葉が浮かんで。日本で言う“イッキ”なんですけど、それでパーティとワンショットを組み合わせたParty Shotsという言葉を思いついたんです。アメリカ育ちのテギョンさんに言葉としておかしくないか聞いてみたら、「そういう表現、アリだよ」って言ってくれたので、胸を張って使えるなって(笑)。僕の中では、大きなパーティを開催する、そのパーティをイッキで飲み込むって感じ。この言葉が出来てからは、考えがどんどん整理されていきました。

――歌い方も酔っ払いみたいですね(笑)。
WOOYOUNG それはやっぱり、「Party Shots」だから(笑)。いろいろ試してみたんですよ。最初はボーカルにエフェクトを付けてみたり、悩みながら作りました。でも歌い方に関してはキレイにまとめないってことを心掛けて、言葉を吐き捨てる、投げ捨てるようにして。ちょっと不安だったので、いつも一緒に制作をしているプロデューサーさんたちに聴いてもらったら、「新しいね。予想を裏切る仕上がりで、ビックリした」って言われてヨシヨシって(笑)。

――思惑通り(笑)。ビジュアルもスゴイですよね~。
WOOYOUNG 音がこれだから、ビジュアルでも思い切り悪ふざけしてみたかったんです。両親におもちゃをねだっている子供のような感じというか(笑)。僕の表情もくしゃくしゃで、キレイといえるものじゃない。だからといって、刺激的なものだけでもないんです。実は、随所にかわいらしさを盛り込んでみました。“too muchなんじゃない?”って思わずに、ところどころに隠されているいたずらっ子のような要素も探し出してみてください。ティザー映像にしても、1回観ただけだとわからないと思うな、何度も観ないと(笑)。そんな、『ウォーリーを探せ』みたいな楽しみ方もあるかもしれません。

――WOOYOUNGさんがこの曲のようにハジけたくなる時は?
WOOYOUNG いつもハジけたいと思っていますよ。いつでもエネルギーを噴出していたい!

――じゃあ、ストレス発散するときは、「Party Shots」のようにパーティに繰り出す派ですか。
WOOYOUNG 今は、家で好きなレコードを聴きながらコーヒーを入れて、ソファーに横になりながら天井を眺めてぼんやりと眺めたい気分。だからって、インドア派というわけでもなくて、アウトドアも好き。二面性、ありすぎかも(笑)。

■怖いから24時にはホテルに戻る!?日本でオフがあったらやってみたいこと

――今回のミニアルバムには、恋愛における男性の心理を描いた作品が多く収録されていますよね。「Where is She」では、同じ理由で女性を好きになったり嫌いになったりという二面性があったり。ご自身は、どういうタイプですか。
WOOYOUNG 恋愛においても、“俺について来い”って感じだと思ったら、甘えてみたり、二面性があると思います。

――WOOYOUNGさんの恋愛観が楽曲に反映されているのでしょうか?どのような恋愛観を持っていますか。
WOOYOUNG う~ん、難しいですよね。でも、恋愛において大事なことは、信頼を傷つけないってことじゃないかな。相手との信頼をキープするために、絶えず努力をすることだと思います。

――ソロ活動ということで、ひとりで日本で過ごす機会も増えますが、急に1日、日本でオフになったら何をしますか?
WOOYOUNG まず、代官山の本屋さんに行ってコーヒーを飲んで、アートブックを見て回って。その後は渋谷に行ってレコードハンティング。夜は友だちと会って、ビールを飲みながらおしゃべりしたいですね。日本の友だちのほとんどはファッション関係の人なので、ファッションの話や人生の話なんかして。で、24時前にはホテルに戻ってきます。

――早いですね。なぜ、24時前に?
WOOYOUNG 24時を過ぎると、この世界は怖いじゃないですか(笑)。深夜はひとりでやりたいこともあるし。夜、ひとりでホテルに戻ってくるとシーンと静まりかえっているから、いろんな考えが浮かぶんです。でも、次から次にいろいろなことを考えて、頭の中が整理整頓できなくなっちゃうんだけど。そんなところも含めて、夜の静けさにハマってしまうんですよね。メンバーが一緒だと賑やかなので、味わえないことです(笑)。

――記事が公開されるころには、ツアーが始まっていると思います。どんなツアーになりそうですか。
WOOYOUNG 僕はファンのみなさんとたくさん話したいと思っているし、僕自身それを楽しみにしています。「会話をするようなコンサート」が、僕のライヴの長所であり魅力だと感じてもらえると嬉しいです。

文/坂本ゆかり

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