いきなりのキスシーンが最高♡Lenny
code fiction・片桐 航が体験してみ
たい理想のロマンスシーンBEST3

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【1位】『トゥルー・ロマンス』

「Colors」のカップリング2曲はこの映画をモチーフに歌詞を書いたんですよ。出会い頭に恋に落ちて“この人となら一生を共にできる”みたいな、勘違いでもあり、その瞬間はめちゃくちゃ本気でもある感情を上手く表現した映画で。偶然出会ったにも関わらず、夜の数時間を過ごした後に勢いだけで結婚まで決めてしまうんですけど、その勇気がカッコいいというか、すごくクールなワンシーンがあるんですよ。もう最高です。これからの出会いに期待したくなりますね(笑)。

【2位】『永遠の僕たち』

この映画のキスシーンは人生で観た中でも一番ですね。ホンマに何気ないシーンでいきなりキスするのが超良くて。死をテーマにした映画で、そのことをわかりつつも恋をしたふたりがようやくキスするシーンなんですけど、めっちゃいきなり来ますからね、“このふたり、ホンマに恋してるんかな”って思っていたら無言でサッと。そのタイミングと風景と演出がもう世界一。映像もすごく綺麗で、今まで観た中でいちばん柔らかな、ずっと黄昏みたいな質感なんです。

【3位】『四月物語』

根本的に派手なロマンスシーンより、日常に潜んでる、そのふたりにしかわからへんようなロマンスシーンが好きなんですよ。大学生の普通の恋愛を描いているんですけど、お互いに一回も“好き”って伝えないんです。でも、いちばん最後にまるで“好き”って聞こえるくらいの些細な一瞬やけどロマンティックなシーンがあって、俺はそのシーンが大好きで。でも、あれは青春限定ですね。大人になったらできないです、下心が入ったらダメ(笑)。