綾野剛VS村上虹郎、死闘の一部も公開
!アクション指導が「綾野君は本当に
『天才的な努力家』」と絶賛も 映画
『武曲 MUKOKU』予告



『武曲 MUKOKU』は藤沢周原作の小説『武曲』(文春文庫刊)を映画化した作品。鎌倉を舞台に、アルコール漬けの生活を送っていた剣道五段の達人・矢田部研吾と、天性の剣の才能を持つラップ好きな高校生・羽田融が出会い、運命的な対決へと向かっていく姿を描くドラマだ。主人公の研吾を綾野が、ラップのリリック作りに夢中な少年・融を村上虹郎が演じる。監督は『私の男』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』の熊切和嘉氏。



公開された予告編では、綾野演じる研吾に、村上演じる高校生の融(村上虹郎)が「お父さん殺したんですか」「どうやったんすか?教えてくださいよ」と挑発的なセリフを投げかける姿からスタート。研吾の師である僧侶・雪峯(柄本明)や行きつけの小料理屋の女将・三津子(風吹ジュン)らの言葉は、研吾と父親・将造(小林薫)の間に重大出来事があったことを匂わせる。

また、綾野と村上が魂と肉体でぶつかり合う10分におよぶ死闘の一部も公開。研吾と融、対照的な二人が対決に至るまでに経験した心の痛みや闇も垣間見える予告編に仕上がっている。綾野は本作のために2カ月をかけ、肉体改造に挑んだという。同作のアクション指導を行ったスタントチーム・GOCOOの高槻祐士氏は「GOCOOでは武道場での乱闘とラストの決闘シーンを担当しましたが、初の合同練習の時、綾野君は入ってくるなり他の部員役のメンバーに丁寧な自己紹介後、軽いウォーミングアップを提案し、その後も気持ちの持ち方や技術的な事等も自分から積極的に話しかけ、心身ともに皆を盛り上げていました」と述懐。さらに「乱闘シーンの最後の技を変えたかったんですが相手の力量も有り迷っていた時、全く同じ手を綾野君から満面の笑みで提案され、思わず採用してしまいました。(笑) 綾野君は本当に『天才的な努力家』で、及ばずながらも少しでも力を貸したいと思わせる素晴らしい俳優であり人間だと、再確認した作品でした」と絶賛している。

なお、あらかじめ決められた恋人たちへによる同作の主題歌「Fly feat. 吉野寿」が4月5日(水)18時から、映画公式サイトにてフリーダウンロード可能になることも決定している。

映画『武曲 MUKOKU』は6月3日、全国ロードショー。

作品情報映画『武曲 MUKOKU』
原作:藤沢周『武曲』(文春文庫刊)
出演:綾野剛 村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明
監督:熊切和嘉
脚本:高田亮
音楽:池永正二
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】
海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった。
公式サイト:http://mukoku.com/

(C)2017「武曲 MUKOKU」製作委員会


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