ROLLYと屋比久知奈「モアナ」熱唱、
“ディズニー”コンサートで

熱唱するROLLY

 歌手で俳優のROLLYと新人女優の屋比久知奈が26日、都内でおこなわれた『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート』に登場、現在公開中の映画『モアナと伝説の海』でそれぞれが担当している挿入歌を、生歌で披露した。

 現時点で総動員数200万人を超える大ヒットを記録している『モアナと伝説の海』。その日本語吹き替え版で屋比久は主人公のモアナ、ROLLYは巨大ガニのタマトア、それぞれの声を演じる。この日は屋比久が本作の主題歌「どこまでも~ How Far I’ll Go~」を、ROLLYが劇中でも歌っている「シャイニー」をそれぞれ披露、作品の世界観を存分に表現し観衆から拍手喝さいを浴びた。

 この日、ナビゲーターを務めた中川翔子に「モアナにそっくり!」と称賛を受けながら登場した屋比久は、改めてモアナという役柄に「私自身も沖縄出身なので、島に住んでいたというところは共通していると思いますし、おばあちゃん子だったところや、負けず嫌いなところも似ていると思いました」と自身の似ていると思われる点を明かした。

熱唱する屋比久知奈

 一方、この日は全身金色の装飾を施して登場したROLLYは、魔物の世界に住んでいるタマトアについて「かつては海底に潜んでいる、地味な茶色いかにでしたが、ある日金色に光る何かを見つけたんです。それを身に着けているうちに変身したモンスター」と役柄の説明をしながら「私も子供のころは太っていていじめられておりましたが、今日キンキラになってこのステージに立っている! タマトアになるために、53年前に生まれてきた気持ちになりますね」と冗談っぽく、タマトア役を楽しく演じた様子を語った。

 『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート』は2015年からおこなわれており、誰もが知っるディズニーの曲をさまざまなアーティストたちが歌うという催しとなっている。この日はナビゲーターとしてダンサー、タレントのパパイヤ鈴木と中川を中心に、3年連続出演の山寺宏一を始め、歌手のDream Ami、サラ・オレインや俳優の海宝直人、女優の笹本玲奈、綿引さやからディズニー作品にゆかりのある多彩で豪華な面子が出そろい、有名なディズニー作品の主題歌を熱唱し会場を盛り上げた。

 イベントの第一部のラストでは『モアナと伝説の海』で、歌舞伎俳優の尾上松也が担当したマウイが歌う「俺のおかげさ」をバックに、パパイヤ鈴木の振り付けにより出演者全員と観衆によるダンスがおこなわれるなど、大きな賑わいを見せていた。(取材・撮影=桂 伸也)

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