星に願いを・・・米津玄師がオリオン
    座に馳せた気持ちとは

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    イントロを初めて聞いた時、背筋がぞくぞくってしました。音楽で冬と夜を感じる事が出来るんだって初めて思ったんです。好きになった人ってその全てが愛おしいです。指先さえ眩しく見えるって、分かりますよね?女性なら分かるはず。

    男性のすっと綺麗な指先に見入ってしまったことないですか?そして出会いも流れ星のように一瞬の出来事。不意に落ちてきて、いつも私達は迷ってしまう。出会いは待ち構えていても見当たらない事が多くて、ちょっと目を離した瞬間に通り過ぎてしまう。ここでは「オリオン」と書かずに「七色の星」となっていますね。




    米津玄師さんのファンって女性が多いと思うんですよね。だってこの曲、男性目線の歌なんですが、女性の私が聞いていても、あぁ、そうなんだよ、分かる分かるってフレーズが多いから。ここに出てくる「僕」は「私」であっても何の違和感もないですよね。

    もっと言えば米津玄師さんの歌に出てくる二人は、いつもすれ違ってばかり。対極にいて、磁石の同極のように、くっつきそうでくっつかない。そんな歌が多いんですよ。ラブソングとも言えない、失恋ソングとも言えない、この曖昧なグレーゾーンを歌に出来るのって、やっぱり米津玄師さんです。




    沢山ある星座の中でどうして「orion」がタイトルになったのかなぁって。オリオン座って空を見上げると結構簡単に見つかります。おっきくて、吸い込まれそう。好きな人もそうですよね。存在全てが大きくて、どんな人混みにいようともすぐ見つける事が出来る。ギリシャ神話のオリオンも、月の女神アルテミスと恋仲にあったけれども、結ばれなかった。

    でも冬にはオリオン座の横を月が通りすぎるんです。きっとお互いが、「そこにあなたがいてくれたらそれでいいんだ」と言っているような。星座達はいつでも私達を眺めていて、今この瞬間のもどかしい誰かの気持ちに、そっと寄り添ってくれている、そんな気がします。

    TEXT:石川艶香

    アーティスト

    UtaTen

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