『劇場版マジンガーZ』主演・森久保
祥太郎ら主要キャスト&スタッフを発
表 超特報ではマジンガーZの姿もチ
ラ見せ



『マジンガーZ』は永井豪原作の漫画・アニメ作品。天才科学者・兜十蔵博士が開発した‟神にも悪魔にもなれる”能力を秘めたスーパーロボット”マジンガーZ”を駆り、兜甲児らが世界征服を企むドクターヘルから地球を守る為に戦う姿を描いてきた。1972年から1974年までテレビ放送されたアニメ版は最高視聴率30%を超える人気作。アジア、ヨーロッパ各地で多数のファンを獲得し、今もなお熱狂的なファンが多く存在する作品だ。

『劇場版マジンガーZ』の全容はいまだ明かされておらず、これまでマジンガーZのビジュアルが公開されていたのみ。今回の『Anime Japan2017』で、キャストの一部と主要スタッフ、そして初の映像が公開された。



『Anime Japan2017』の会場で解禁された30秒の映像では、闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ“ロボットアニメの原点にして頂点”“それは、神にも悪魔にもなれるーー”というキャッチコピーの中、足、拳、そしてブレストファイヤーと思われるパーツがお目見え。さらに、パイルダー(操縦席)やマジンガーZの顔も瞬間的だが映し出されている。

超特報の後には、イベント立会人として登壇した森久保祥太郎、茅野愛衣がそれぞれ主演・ヒロイン声優を務めることが発表された。主役の兜甲児を森久保が、弓さやかを茅野がそれぞれ演じる。森久保は「アフレコはまだこれからですが、とんでもない素晴らしい作品になると思いますので、今までの自分の声優キャリアを賭けてバシッとやってきたいと思います」と、茅野は「まさか自分が!と驚きましたが、この歴史ある作品に参加できて嬉しいです!弓さやかの健気で可愛らしいところを出せればと思います」と、それぞれに意気込みを語った。

また、『ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』の志水淳児氏が監督をつとめ、脚本を『東京トイボックス』の漫画家・うめの原作担当として活躍する小沢高広氏が 手がけるほか、メカニックデザインで『攻殻機動隊Arise』『ガンダム00』の柳瀬敬之氏、キャラクターデザインで『アフロサムライ』の飯島弘也氏らが参加することも発表されている。

会場では、今年画業50周年を迎えた原作者・永井豪氏からのビデオメッセージも公開。永井氏は「世界の皆さんにもお届けします」と語り、同作が世界公開されることを発表している。公開地域は随時発表される予定だが、日本では世界に先駆けて先行公開されることが決定しているという。永井氏は、「兜甲児は永遠の若者代表。弓さやかはヒロインの代表。思い切り今の時代の兜甲児と弓さやかをを演じていただけたらと思います」と、森久保と茅野にエールを送った。

永井豪氏のコメント全文私の愛するマジンガーZが復活します。誕生から45年、この私も漫画家をはじめて50年、この記念すべき年に再びマジンガーZを皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。また、マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。今までマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝とともに、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!


作品情報『劇場版マジンガーZ』(仮題)
(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会


制作:東映アニメーション 配給:東映
声の出演:森久保祥太郎、茅野愛衣 ほか
原作:永井豪
監督:志水淳児 「ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」、『プリキュアオールスターズNS』
脚本:小沢高広(うめ) 「東京トイボックス」、「スティーブズ」
メカニックデザイン:柳瀬敬之 「攻殻機動隊Arise」、「ガンダム00」
キャラクターデザイン:飯島弘也 『アフロサムライ』
美術:氏家誠(GREEN) 「ガンダム」シリーズ、「エウレカセブンAO」
助監督:なかの★陽 「アクティヴレイド」、「ウルトラマンオーブ」
(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
公式サイト:http://www.mazinger-z.jp/

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