小野賢章、「黒子のバスケ」
劇場版公開に「6年間のご褒美みたい
な作品」と感慨

 「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」は人気漫画「黒子のバスケ」の続編「黒子のバスケ EXTRA GAME」を、原作者・藤巻忠俊氏が書き下ろす新エピソードを加えた完全版として劇場用アニメ化。全国制覇を成し遂げ2年生になった黒子が、チームメイトの火神ら「キセキの世代」と呼ばれる5人の天才プレイヤーとともにドリームチーム「VORPAL SWORDS(ヴォーパル・ソーズ)」を結成し、親善試合で日本チームを侮辱したアメリカのストリートバスケットボールチーム「Jabberwock(ジャバウォック)」にリベンジマッチを申し込む。

 主演の小野賢章は「6年ほどずっと黒子に向き合ってきて、劇場版という形で最後を迎えられるのは、本当にありがたいこと。ご褒美みたいな作品だと思います。『黒子のバスケ』は僕にとって本当に大切な作品ですし、みなさんの中でも大切な作品にしていただけたら嬉しいです。この映画も何度も観て、何度も応援していただけたらなと思います」と感慨を語った。小野友樹も「この6年間、いろいろなイベントやラジオなどをやらせていただき、みんなと『黒子愛』を育みながら歩いてきました。劇場版でここまで描ききってもらえて、作品も火神も本当に幸せだなと、あらためて思います」としみじみ。

 一方、神谷は「原作通りのところで終わりたい方は、試合が終わったところで席を立つ。『黒子のバスケ』と言えば黒子と火神だろう、という方は、2人のエピソードまで観て席を立つ。GRANRODEOのファンは、エンディングの歌を聴いてから席を立つのもいいですし、もう1人の主役でもある『キセキの世代』にスポットを当てたい方は、ラストシーンまで観る。そんな4種類の楽しみ方ができると思っています」と提案していた。

 諏訪部は「青峰大輝と出会えて、本当によかったなと心から思っています。寂しい気持ちもあるのですが、もう1回観たら、この気持ちも紛れるかもしれないので、何回でも観たいなと思っています」、小野大輔は「スタッフ、キャスト一同、人事を尽くしたと言い切れる、とても素晴らしい作品になっていると思います。僕は、緑間が最後のシーンで言っていたセリフが忘れられません。僕たちも同じ気持ちです」と話す。

 木村は「昨夜、完成した作品をようやく観ることができました。そして今日、こうして1回目の上映舞台挨拶に来て、自信を持って言えます。みんなでいい作品を作れました!」と作品の仕上がりに胸を張り、鈴村は「今回の劇場版は、今まで頑張ってきたことへのご褒美だなと思っています。素敵なスタッフ、キャストのみなさんと一緒にできたことを誇りに思います。完成したフィルムを観たみなさん『とてもよかったよ』といろんな人に勧めてください」と呼びかけた。

 また、ライバルチーム・Jabberwock陣営キャストの緑川は「トークパートで稲田君も言っていましたが、何回も観ていたら1回くらいは、試合結果が変わるかもしれません(笑)。上映は始まったばかりですし、少しでも多く観ていただけると嬉しいです」とおどけて、稲田は「出演が決まったと連絡を受けた時、自分は監督役なのかなと思っていました。ところが、台本を読んだらプレーヤー。気を引き締め直しましたね。収録の後は、本当にスポーツをやったくらい疲れ、喉もカスカスになってしまいました。でも、そのくらい本気でやらないと、この作品の熱さは出せない。みなさんは僕のことを、おもしろいおじさんだと思ってるかもしれないですけど、作品内ではそうはいかないからな(笑)」と凄んでみせた。

 多田監督は「この映画は、3分の2が試合のシーンなんです。スタッフは本当に頑張りました。ぜひ、2回、3回と観ていただけると嬉しいです」と同作をアピールしている。

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