2PMのJUNHO、俳優イ・ジュノとして1
0点満点で10点

イ・ジュノが引き受けた役は悪役で主人公を絶えず困らせる人物だ。ところが不思議とどこか可愛い隙がある。これがまさにイ・ジュノが作り出した魅力で、通常の悪役との差別点だ。
これはイ・ジュノの演技力があってこそ可能なことだった。イ・ジュノは生涯初の悪役挑戦にも関わらず、安定した演技力と発声で毎回好評を得ている。また、悪行を犯す時に見える卑劣な表情はもちろん、ピクピクする顔の筋肉、独特の食べ方までイ・ジュノの様々な演技は悪役にも関わらず、視聴者たちをひきつけることに成功した。
悪役として視聴者たちの怒りを誘発するのは、それだけ俳優の演技が上手いという意味だ。その上、悪役なのに愛されるとはその俳優だけの能力だ。イ・ジュノは『キム課長』で “アイドル”という称号がかすむほど、役者として自身の力量を思う存分発揮している。
結果、視聴者たちの反応は爆発的なものだ。放送直後に視聴者たちは「JUNHO、悪役を悪役らしくよくできている。本当に憎い演技が上手い」「JUNHOがこんなに存在感を示して演技は上手いとは思わなかった」「『キム課長』を導いていくツートップ ナム・グンミン、イ・ジュノ」「イ・ジュノ、殴りたいほど演技が上手い」「本当に2PMのJUNHO?見た目が見ている俳優だと思った」「これはアイドルとして上手いというレベルじゃなくて、本当に俳優だ」「将来が期待される演技派の誕生を知らせますね」「本当にイライラさせられる。演技が本当に上手なんだな」など熱い反応を見せた。
このような好評はイ・ジュノの努力がなければ不可能だったはず。イ・ジュノは生意気ながらも鋭いソ・ユルを演じるために1日1食生活を送って体形管理に努めるかと思えば、台本を常に持ち歩いて練習また練習を重ねて情熱を燃やしているという。だからこそ完璧な悪役ソ・ユルが誕生できた。
一方イ・ジュノは2013年に公開した『監視者たち』を始め『二十』『メモリーズ 追憶の剣』などスクリーンで役者として頭角を現わした。昨年にはtvNドラマ『記憶』でテレビ劇場に進出した。このように役の大きさに縛られることなく様々な配役を消化してフィルモグラフィーを積み重ねたイ・ジュノの努力が『キム課長』を通じて光を放っている。