祝結成20周年!挑戦と進化を繰り返す
バンド「MUCC」の活動の軌跡を辿る

「トレタメ」編集部
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今年で結成20周年を迎え、今やヴィジュアル系の枠を超えワールドワイドに幅広く活動を展開しているMUCC(ムック)。

刻々と変化し続けている彼らの音楽から振り落とされないためにも、ここは一度復習が必要ですよね?

今回は結成20周年を記念して、ファンなら納得、これから知る人は驚くようなムックのこれまでの活動の軌跡を辿ってみましょう♪

メンバーは全員同郷?

タワーレコード新宿店におジャマしてます! pic.twitter.com/Nm7zNY3Nmh — MUCC (@muccofficial) 2015年6月24日

出典:©©MAVERICK DC GROUP MUCC Official Twitter より

ムックは茨城県で1997年に逹瑯とミヤが中心になって結成され、その翌年に東京で活動を始めました。

メンバーはボーカルの逹瑯とドラムのSATOちが水戸出身、ギターのミヤとベースのYUKKEが石岡出身です。

YUKKEとミヤは幼馴染コンビ。ミヤが語るには、すごく練習熱心なベーシストだという印象があったようです。逹瑯については「坊主頭の存在感のあるやつがいた」という認識だったよう。

また、SATOちは最初のライブではサポートという形だったのですが、初ライブにお客さんがたくさん入り、そのライブが非常に楽しかったために「続ける!」と宣言したそうです。

DVDなどでオフショットのメンバーが見れますが、とっても仲が良くてみていて嬉しくなってしまいます。

馬鹿をやってふざけあっているバンドってニコニコしてしまいますよね。

変化し続ける音楽性

ムックは結成当初、「密室系」と呼ばれる、歌謡曲テイストのメロディに尖ったギターサウンドのメタルテイストな音楽を発表していました。

バンドブームの時に筋肉少女帯などナゴムレコードに所属しているアーティストが「ナゴム系」などと呼ばれたように、それは当時他に形容するジャンルの言葉がなかったため、所属しているレーベルの「密室ノイローゼ」からとられた名前です。

初期はそれこそダークなメタルサウンドの楽曲が大半を占めていましたが、次第にポップで聴きやすいV系ロックな楽曲も増えてくるように。

その後も新しいものをどんどん取り入れるスタイルを崩さず、民族音楽のテイストを取り入れた作品やテクノやエレクトロといったダンス・ミュージックのノリを押し出した楽曲の発表など、実に柔軟な音楽性は一つのバンドとは思えないほど幅が広いです。

常に挑戦と進化を繰り返す彼らの音楽スタイルは他のバンドには真似出来ない唯一無二のものでしょう!


出典:youtube©Sony Music Entertainment (Japan) Inc. MUCC 『CLASSIC』MUSIC VIDEO より

交流大好き! 様々なアーティストとの
関係

メンバーは他のバンドとの交友も盛んです。

ベースのYUKKEは「ベーシスト会」と銘打って、ヴィジュアル系のベーシストを集めて忘年会などを開いています。昨年の忘年会はなんとパンケーキ店! 


出典:LINE BLOG©MAVERICK DC GROUP MUCC YUKKE オフィシャルブログ より
ツイッターやブログなどで可愛らしいお店をバックに写メをUPしているのを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ミヤは「ギタリスト会」に参加していて、こちらもそうそうたるメンツ。SIAM SHADEのDAITA、LUNA SEAX JAPANSUGIZOLM.CのAijiなどなど、メンツだけでもひっくりかえってしまいそうな豪華さ。

「ギタリスト会」の記事はこちら!
特に仲のいいバンドでは何と言ってもL’Arc~en~Ciel。同じ事務所の後輩ということもあり、特にギターのKenさんに可愛がってもらっているようです。楽曲のプロデュースもされていたので、より仲が深まったようです。

後輩にあたるシドは、「最近いいバンドがいるんだよね」と気になってCDを聴いてみたら、そのメロディアスな旋律と歌唱力に感心したというバンド。今ではライブイベントで共演もしており、仲の良さは周知の事実です。

また、ムックがデビューする前後には、「蜉蝣」の大佑と「メリー」のガラと逹瑯で、雑誌のインタビューに答えたことも何度かあります。

しょっちゅう楽屋や自宅を行き来する仲だったようで、ガラは「(逹瑯は)いつの間にか楽屋にいて居座っている」と話したこともあります。

どうやらどこにでも溶け込めるほど親和性の高い人物のようですが、「D'ERLANGERDIR EN GREYの楽屋には居座れない」と逹瑯本人が漏らしていました(笑)

確固たるステージを魅せてくれるライブ
は必見!

彼らのライブは、とにかく「好きなように暴れろ!」と言わんばかりに、どんな人でも楽しむことのできる自由なスタイルが特徴的。

そのステージングの素晴らしさは国内だけにとどまらず、海外でも高い評価を得ています。


出典:©youtube©Sony Music Entertainment (Japan) Inc. MUCC『ENDER ENDER』MUSIC VIDEO(feat.ムック and ガチャピン LIVE ver.) より
2005年のドイツで行われたメタルフェスティバル「Wacken Open Air」への出演を皮切りに、現在では北米やヨーロッパ諸国でもライブを経験済み。

国内の有名なフェスにももちろん出演経験があります。近年では2015年の「LUNATIC FEST.」2016年の「VISUAL JAPAN SUMMIT」などがあげられます。

バンド結成20周年に先駆けて昨年行われた「MUCC TOUR 2016 GO TO 20TH ANNIVERSARY 孵化 -哀ア痛葬是朽鵬6極志球業シ終T-」では歴代のアルバムから楽曲を厳選し、初期の曲なども演奏して新旧のファンを楽しませてくれました。

そして結成20周年となる今年は、ライブツアー「MUCC 20TH ANNIVERSARY 97-17 羽化 -是朽鵬6極志球業シ終T脈殺-」を敢行中。

更に5月4日には茨城県立県民文化センターにて「家路 ~Happy Birthday to MUCC~」と題した結成日記念スペシャルライブを行います。

昔からのファンも、この記事を読んで興味が出た方も、このライブは見逃さないようにしましょう!

これからも伝説を築いていくバンド

出典:©MAVERICK DC GROUP MUCC Official Twitter より
1月25日にニューアルバム『脈拍』をリリースしたばかりのムック。まさしく新しい怪物が生まれたかのようなその深化、進化は必聴です。

3月にはベストアルバムとカップリングベストの発売も決定し、6月20日、21日には日本武道館での2デイズライブ「MUCC 20TH-21ST ANNIVERSARY 飛翔への脈拍 〜そして伝説へ〜」も予定されています。

記念すべきこの20周年を、ぜひムックの音楽で彩りましょう! それが彼らの刻む伝説のひとつの礎になるはずです。

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