AK-69・東雲(BEAST)らが一堂に会した
一夜限りの『TS PLAY』リニューアル
リリース記念イベントは大成功!

昨年7月に開局したTOKYO SMARTCASTのフッラッグシップ「TS ONE」を無料、高音質で聞き放題にした音楽アプリ『TS PLAY』のリニューアルリリースを記念して、2月11日(土)チームスマイル・豊洲PIT(東京)にて、スペシャルなライヴ・イベント『TS PLAY presents PREMIUM LIVE』が開催された。
この日は、AK-69、Apeace、ET-KING、東雲 DONG WOON from BEAST、DJ LEAD、GrandStand(オープニングアクト)の計6組が出演。約5時間にわたるライヴ・イベントの模様、さらには出演者インタビューが「TS ONE」の特別番組内で生中継された。また、同イベントは観客によるスマートフォンでの写真撮影が全編許可されたこともあって、一時はTwitterのトレンドワード・ランキングで2位に入るほどの盛り上がりを見せた。

オープニングアクトを努めたのは、平成生まれのフレッシュな4人組ツイン・ヴォーカルバンド、GrandStand。一卵性双生児というHIKARU(Vo&MC)とYUKI(Vo&Gt)が中心となり、アグレッシヴなロックスタイルで「HERO」を斬り込みスタートから高らかにビートを響かせたかと思えば、「MAWASE」では両手でタイトルを略した “MWS”の振り付けをレクチャーしながらライブを盛り上げた。さらに「1/7000000000」ではムードを一変。幻想的な楽曲でその存在感をしっかりと刻みつけた。

続いて登場したのは、ET-KING。ジャパニーズスタイルを感じさせる『纏』、さらには『LAMP』と心地よいヒップホップスタイル、DJプレイを披露すると、昨年リリースした『Just chillin』を夕日の映像をバックに歌い上げる。いときん(Vo)を中心に5人がぴったり息をあわせて唄う姿は、切なくも美しい情景を会場へと映し出し、歌い終わると同時に拍手が巻き起こった。続く名曲『ギフト』『新恋愛』でもメッセージ性の強い真っすぐな言葉で、ラブソングを歌い上げ濃密なステージを展開。観客を喜ばせてくれた。

そして、昨年の「TS ONE」開局記念ライヴ・イベントにも出演した超大型K-POPエンタテインメントグループ、Apeaceもこの日はイベントに参加。『Love At First Shigt』『Never too late』と距離をグッと縮めるようなラブソングと甘いルックスでファンを歓喜させると、シングル曲『Just Once Again』を披露。メンバー全員が180cm以上の高長身という抜群すぎるスタイルで、統一されたダンスを披露しながらも、Apeaceの歌唱力を感じさせる見事なステージを展開してくれた。足首を捻挫していたため一部出演となったチョン・ヨンウクは、ベストなパフォーマンスができないことを悔やみながらも支えてくれたメンバーに感謝。“僕は皆さんの前で踊るのと歌うのが大好きなので早く治したい”と、元気な姿を見せ、最後は全員で爽やかな新曲『CHANGE my LIFE』を届けた。

イベントも後半に突入すると、ニューヨークなど世界的に活躍しているヒップホップDJ、DJ LEADがステージに登場。観客たちはブルーノ・マーズやマイケル・ジャクソン、ドレイクをフィーチャリングに迎えたリアーナの『Work』などの強力なナンバーにあわせ両手を挙げ、DJ LEADのキレのよいスクラッチにヒートアップしながらDJタイムを楽しんだ。

半年ぶりの来日となった東雲 DONG WOON from BEASTは、登場するやいなや1発目にBEASTのメンバーが作曲し、自身が作詞した『キミシカ』を披露。歓びの声援を一身に浴びながら、ファンの視線を釘付けにした。韓国アイドルグループ、BEASTのメンバーの中でも最年少の東雲は、2015年に初のソロ公演を行ったこの会場に再び立つと、大きく成長したステージングでファンを魅了。MCでは自然と会場からコールが巻き起こり、その人気ぶりも伺え今後への期待も高まった。中性的かつ神秘的な雰囲気を纏った東雲は、その後、絢香の『ツヨク想う』や平井堅の『瞳を閉じて』など人気曲のカバーでライブを展開。『アマスギルYOU』でライブを締めくくり、ステージを後にした。

豪華イベントのトリを務めたのはヒップホップ界を牽引する人気アーティスト、AK-69。全国クラブツアー、日本武道館での公演を控えている彼だが、“ぶち上がる準備は出来てるのか!?”という一声でステージへ現れると、一瞬で会場を独自のムードに包み、観客を圧倒。ダークで力強いスタイルの『Flying B』でその存在感を知らしめる中、彼自身のターニングポイントとなった『IRON HORSE-No Mark-』、『Ding Ding Ding〜心の鐘〜』『THE REDMAGIC』『Forever Young』と、メドレーでパンチの効いたラップを披露。“人生は何回負けたって何回でも色めく”と、音楽と共に彼自身のこれまでの人生を刻み込むようにソウルフルに歌い上げてくれた。強力なメッセージは時に観る者の心を突き動かすが、AK-69の魅力はその人柄にもあるのだろう。ステージから垣間見えたストーリーは、愛に溢れていた。ラッパーとしてステージに立つ彼だが、シンガー名義のKalassy Nikoffでの楽曲もこの日はいくつか披露された。そして、人を愛することを不器用ながらにも歌った曲『With You〜10年、20年経っても〜』や『Baby』。夢に破れた仲間を想って歌った『上ヲ向イテ』『START IT AGAIN』を優しい表情で熱唱すると、会場はあたたかいムードと、不思議な一体感に包まれ、本イベントは幕を閉じた。会場にいたひとり一人の背中を押すようなステージ。

長時間に渡って行われたこの日の豪華イベントは大成功。質の高い音楽を無料でライヴの臨場感そのままに届けてくれる新しいデジタルステーション「TS ONE」が視聴できる『TS PLAY』の登場で音楽がもっと身近で楽しめるようになったこともあり、今後の放送にも期待は高まるばかりだ。まだ『TS PLAY』をダウンロードしていないという人は、この機会に『TS PLAY』を利用してみてはいかがだろうか。きっと、あなたの心に届く素敵な音楽が見つかるはずだ。


Text by CHIHIRO GOTOH
■『TS PLAY』アプリダウンロードURL
・App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/ts-play/id1083505869?l=jp&mt=8
・Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=style.cast.tsplay&hl=ja

■「TS ONE」オフィシャルHP
http://www.tokyosmart.jp/

OKMusic編集部

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