【連載コラム】稚菜、映画「蝉しぐれ
」のイメージソングをカバー

こんばんは。

さて今回の曲は新しい曲、というわけではありません。
一青窈さんの「かざぐるま」
以前、友達のレコ発ワンマンライブにオープニングゲストとして呼ばれた時、リクエストをいただいた曲です。
この曲を聴いた瞬間、「あ、これ歌いたい!!」と自分でも凄く好きだと思った歌。
その時のライブの感じをお伝えしたかったので今回はコーラスを入れず主旋一本にしてみました。
是非聴いてみて下さい。
ここ最近、昼と夜の寒暖差がまた一段と厳しくなってきた気がする。
ぽかぽか日が出ていてちょっと日向ぼっこでもしたくなる様な、段々と春の香りがするのに対して、夜になるとやっぱりまだ冬なんだなぁ…と痛感させれる。笑
着る洋服には正直困ってしまったりはしますが。笑
私はこの変化が意外と好きだったりする。
特に夜。
出かけた帰りとか疲れている時、最初は、辛いなぁ…なんて思いながら足早に歩いているけれど。
家の近くになると、必ず空を見上げながら帰るのが私の日課。
綺麗な星空が見えるから。
私の一つの楽しみの時間。
疲れなんか一気に吹き飛ぶ瞬間。
空気が澄んでいて寒いこの冬の時期が一番キラキラ見えるのは何でなんだろうか?
…なんて、多分そう思っているのは私だけじゃないはず。笑
星座に詳しい訳ではないから、見上げてもどれが何座だ!なんて事は全く分からないけれど。
唯一分かる北斗七星を見つける事だけは、雨の日曇りの日以外は何故だか欠かさず行っているんだ。
この家に引っ越して来てからかもしれない、空を見上げる様になったのは。
今の家は住宅街で一軒家が多い地域。
家と家の感覚が離れているから明かりも少なく、車も人も全然通らない、少し暗い道。
…若干怖いな、と思う事はありますが。笑
でもそのおかげで、さらに星がよく見えるから。
都心にいて気が付かなかった星が沢山見えるようになる。
ちゃんとここに、近くにあったのに気付けていなかった。
余計なものを取っ払って、なくした時に見えてくるもの。
必ず、あるもの。

どっかの自販機で、コーンポタージュ買って白い息吐きながらぼーっと過ごす時間も悪くない。
今度は、流星群の時期に合わせて、静岡の田舎に帰ろうと思う。
何も無いからこそ見られる大好きな景色を眺めに。
その時に私は何を思うだろうか?
そんな一瞬一瞬を、これからも大切にしていきたい。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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