大塚愛「桜と恋は似てる」花の幻想空
間に浸る、愛娘の成長も実感

左から、いけばな草月流家元・勅使河原茜さん、村松亮太郎社長、大塚愛(撮影・桂 伸也)

 歌手の大塚愛(34)が1日、東京・日本橋でおこなわれた、アートイベント『FLOWERS by NAKED 2017 -立春-』のオープニングセレモニーに登場。現在の子育ての様子などを語った。

 2010年にRIP SLYMEのSUと結婚、翌年に出産した愛娘は現在5歳。花見と聞いて「まだ(子供と花見には)行けてないけど、そろそろ行きたいですね」と語った。その愛娘は、大塚の仕事に非常に理解を示しているようで「何かできることはないの?」と気遣いも。

 そんな子供を想いながら大塚は「やっとちょっと自分を見る時間ができるようになってきた」と自身の現在を見つめ「子供に負担をかけない程度で、お仕事ができたらいいなと思っています」と周囲に注意を配っている様子を明かした。

 生花や植物、オブジェに最新のテクノロジーを組み合わせ、幻想的な空間を創り出すという大胆な発想で企画された『FLOWERS by NAKED 2017 -立春-』。昨年も同様のイベントが開催され、通算15万人を動員した。

 今回のテーマは、立春(春の始まり)と掛けて「日本一早いお花見」。江戸時代から商業や文化の中心として栄える日本橋で、現代的で洗練された花の楽しみ方を提案する。

 コラボが決まった時の気持ちを「ワクワクという言葉ですかね。何か新しい感じが作れそうだなという期待感がすごかったです」と明かす大塚は、今回『FLOWERS by NAKED』とのコラボとしてテーマソング「サクラハラハラ」を歌う。

アートイベント『FLOWERS by NAKED 2017 -立春-』のオープニングセレモニーに登場した大塚愛(撮影・桂 伸也)

 この曲は15日にリリースされるニューシングル「私」(フジテレビ系ドラマ木曜劇場『嫌われる勇気』主題歌)に、カップリングソングとして収録されている。

 この作品をコラボソングとして選んだのは「たまたまだった」と語る一方で、そこに描かれるテーマには女性の恋する気持ちも入っていることを明かしながら、その真意には結婚前に感じていた自身の気持ちなども。

 「桜がいつ散るかわからない、春になると風や雨でいつ散ってしまうんだろう、という情景が、恋の惑わされる、振り回されるという景色に似ていると思います」と春の情景と照らし合わせた曲のイメージを語っていた。(取材・桂 伸也)

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