大友康平、不倫騒動うんざり「芸術が
もっとクローズアップを」

トークイベントに出席した大友康平(撮影・村上順一)

 HOUND DOGの大友康平(61)が26日、都内でおこなわれた、音響機器メーカー・オンキヨー主催のトークイベントにゲスト出演した。高音質スマートフォン「GRANBEAT」の発売を記念したイベント。大友は自身のオーディオ遍歴や音質について語る一方で、不倫騒動に揺れる芸能界に「そういうことばっかりがクローズアップされてちょっと残念」とうんざりしていた

 このトークイベントは、オンキヨーがハイレゾ時代に初めて市場投入する超高音質スマートフォン「GRANBEAT」の発売を記念しておこなわれた。

 ステージに登場した大友康平は「GRANBEAT」を使用した感想として「デザインは重量感と安心の高級感。一言で言うとゴツい。質実剛健」と述べた。

 音については「レコーディングスタジオと同じレンジ感。昔はスタジオで聞いていた音と家でアナログレコードでかけた音が違くて『あれっ!?』と思った時もちょっとあった。大音量で聞いても邪魔をしないというか、『GRANBEAT』はエンジニアと考えたバランスをそのまま再生してくれてるような感じ」と自身がレコーディングし作ってきた音と誤差が少ないことを明かした。

 トークイベント後におこなわれた囲み取材では「GRANBEAT」の音質について改めて言及。「もうレコーディングスタジオの音をある程度再現していますから、これ以上はないんじゃないかなと思います」と自身が録っている音に肉薄してきていると述べた。

 また、昨年から続く芸能界の不倫騒動について「そういうことばっかりがクローズアップされてちょっと残念ですね。映画とか評価される作品が出てきて、音楽にしても言葉の壁があるんですけど、芸術など、そういうところでもっとクローズアップされて欲しいですね」とげんなりの様子。

 21日に亡くなった俳優の松方弘樹さん(享年74)について聞かれると「昔、自分も“やんちゃ”していたから『仁義なき戦い』というのは憧れ。(松方さんは)銀幕を彩るスターですね。昭和のスターというのはスケール感の大きさを感じるんです。今の人でももちろんスターはいるんですけど、どこかコンパクトに感じてしまう」と故人を偲び、そして、昭和のスターのスケールの大きさを語った。

 最後に「カセットテープのポータブルプレイヤーから始まった自分からすると、『GRANBEAT』は衝撃です。一人でも多くの人に体験してほしいなと思います。素晴らしい音でした」と締めくくった。(取材・村上順一)

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