【インタビュー】横浜流星 「“仲間
っていいな”。友だちとの時間は今の
僕の頑張る力の源」 諦めないで進ん
だ“道”の先にある出会いとキセキ

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■ボイトレのおかげで歌うことに自信がついた!母親に「音痴!」と怒られた過去も!?

――映画『キセキ ―あの日のソビト―』はGReeeeNの大ヒットソング「キセキ」誕生にまつわる実話をもとに映画化したものですが、実在の人物を演じる上での難しさはありましたか?
横浜 かなり難しかったです。もともとGReeeeNさんが大好きだったのでメンバーの一員を演じられることはとても光栄で幸せだったんですけど、naviさんご本人の人柄やファンの方が持っているイメージを崩せないというプレッシャーはやっぱり強くて。僕は実際にnaviさんにお会いできてはいないんですけど、メンバーのみなさんがレコーディングをしている風景の動画は観せていただきました。演じるみんなとも「このワチャワチャとした雰囲気が撮影でも出せたらいいね」という話をしながら、自分なりに責任感を持って演じさせていただいたつもりです。

――特にどのような部分に気を配って演じていましたか?
横浜 菅田(将暉)さん演じるヒデにひたすら寄り添う、ということは心掛けていました。ふたりは予備校時代から一緒で、ナビはヒデの音楽の才能を尊敬しつつ、常に見守ってもいる。近くにいることでヒデがどこか安心できるような存在でありたいなと思っていました。ちなみに現場では、naviさんも本当に着けているというメガネを掛けることでお芝居のスイッチを入れていたというか。とても大きな役割を持つ小道具のひとつでしたね。

――GReeeeNの曲を本当に歌うことに関しては、いかがでしたか?
横浜 僕は歌が好きではあるんですけど、結構、歌うことが苦手でして……(笑)。自分では全く気付いていなかったんですけど、昔、友達と一緒に鼻歌を歌っていたら母から急に「何の歌を歌っているのかわかんないし、音痴だから止めなさい!」と怒られたんです(笑)。「えっ俺、音痴なの!?」って、そこで初めて知りました。あれはかなりトラウマになりましたね……。でもこの作品のためにしっかりと約2ヵ月間のボイストレーニングをさせていただいたおかげで、現場に入る頃には少しだけ自信が持てるようになりました。

――その分、初めて自分たちの歌を聴いたときはとても嬉しかったのでは?
横浜 すごく感動しました!最初にみんなで聴いたのは「道」だったんですけど、「うわ~っ!これを俺たちが歌っているんだ!!」という感じで大盛り上がりしたのは今でも記憶に残っています。もちろん聴くまでは、かなりドキドキでしたけどね。「大丈夫かな!?」って(笑)。実際に僕たちの曲が配信された後にもファンのみなさんから「本物と似ている」「大好き」というようなコメントを寄せていただいて。ボイストレーニングを頑張ってきて良かったなと思いましたし、本当に嬉しかったです。

――その歌唱力はドラマ『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(テレビ東京系)などにも活かされていますしね。
横浜 そうなんです!これまでは人前で歌う機会があっても、どうしても「どうせ下手だから」という感じで自信なさげに歌っていましたけど、今回それを払拭するきっかけを作ってもらえたおかげで、仕事としての歌にも自信が持てるようになりました。本当に良かったです!

■友だちからの初サプライズに感動!仲間との絆エピソードを明かす!

――作中でのグリーンボーイズ4人のワイワイとした仲の良さも見どころのひとつですね。どのようにコミュニケーションを取っていったのですか?
横浜 菅田さんと成田(凌)さんの年上組ふたりが、常に率先してやりやすい空気を作ってくれていました。菅田さんがギターを持ってきてくれてみんなで即興で「道」を歌ったり、ミットを取り出してきて僕に「(空手の)打ち方を教えてよ」と話しかけてくださったり。ジンさんの部屋にいる場面では小道具としてあったビンゴゲームをして、みんなで遊んでいたこともあります(笑)。まるで本当の学生同士のようなノリがすごく楽しくて、撮影でもその雰囲気がそのまま出たのかなと思いますね。

――アドリブなのでは?と思う言葉の応酬もあちこちに……。
横浜 実は4人の掛け合いのほとんどはアドリブなんです。大学の食堂で男女が集まって「え、音楽をやっていたの?」と会話するシーンがあるんですけど、その撮影が僕らのクランクイン日で。決められたいくつかのセリフ以外のほとんどがアドリブだったので、あの場で展開されている初対面同士の初々しい感じは、かなりリアルなものです(笑)。あと、みんなでワイワイと歌っている場面などでもお互い自由にちょっかいを出し合ったり、手に持っているビデオカメラをマイク代わりにもしてみたり。杉野(遥亮)くん演じるソウが買い出しの袋を持ってきて、それをみんなでイジる……という場面も、ほぼアドリブ(笑)。これまでの作品とは違う撮影方法で、それがまた楽しい現場でした。

――最後に横浜さん自身がこの作品のような仲間との強い絆を感じたエピソードを教えてください。
横浜 僕は友達の誕生日などをサプライズで祝うことが多いんですけど、反対にサプライズされたことはほとんど無くて。それで少しだけ「ちぇっ」とひねくれていたんですけど(笑)、この間、二十歳の誕生日に初めてサプライズで祝ってもらったんです。中学生時代から仲が良かった同級生から突然「流星、ちょっといい?」と呼ばれて何気なく行ったら、その場に10人くらいの友人が集まってくれていて。みんなで「サプラーイズ!」と言いながらケーキやプレゼントなどを用意してくれていました。あのときはすごくビックリしたし嬉しかったですね。学生時代の友達って少しずつ自然に離れていくものなのかなと思っていたときだったので、余計に“仲間っていいな”と実感しました。彼らとは今も時間があれば一緒にご飯を食べたりしています。その時間は今の僕の頑張る力の源になっていますね。

文/松木智恵

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