back numberなど常連曲の中に、菅田
将暉らによるユニット・グリーンボー
イズ効果でGReeeeN「キセキ」が急上
昇!<歌ネット週間ランキング>

2位はこちらも長くランクインし続けるRADWIMPS「前前前世(movie ver.)」と続き、3位に初登場したのが、パーマ大佐「森のくまさん」。童謡「森のくまさん」のパロディ作品として2016年12月にリリースされた本作について、翻訳者が“勝手に歌詞を改変された”として発売中止を求める通知書を送付。元の歌詞をベースに熊と女の子の人間模様を付け足し、ユーモラスに仕上げたパーマ大佐版の「森のくまさん」は、この一件により検索件数が急上昇する結果となった。

4位は前週と同じくONE OK ROCK「We are」がランクイン。ほとんどテレビ番組に出演しない彼らが、9日に放送された『ONE OK ROCK 18祭』(NHK)で地上波初出演。その後13日に「We are」も収録するUS版アルバム『Ambitions』をリリースしたことで、さらに注目が集まったようだ。<When you’re standing on the edge So young and hopeless Got demons in your head(君がとても若く絶望的で頭の中には不安ばかりで、崖っぷちに立っている時)>、たとえ地面が見えなかったとしても<Now here to hold you(今ここにいて、君を抱きしめる) ‘cause we are, we are The colors in the dark(だって僕らは暗闇の中の“色”なんだから)>。絶望的な状況でも決して諦めてはいけないと切に訴える本作には、ONE OK ROCKから若い世代への想いが溢れ、心を揺さぶられる。

続く5位にはSuchmos「STAY TUNE」、6位にback number「クリスマスソング」、7位に欅坂46「サイレントマジョリティー」とトップ10内常連の楽曲が並ぶ中、8位に急上昇したのがGReeeeNの「キセキ」だ。彼らの結成までの物語を描いた映画『キセキ ーあの日のソビトー』が28日に公開。劇中でGReeeeNのメンバーを演じる菅田将暉らによるユニット・グリーンボーイズも発売前から大いに注目を集め、20日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では同グループが「キセキ」「声」をメドレーで熱唱。ツイッターをはじめSNS上で話題になり、前週22位から大幅ランクアップを果たした。24日のグリーンボーイズCDデビュー、映画の公開など、“キセキ”旋風はまだまだ止まる気配はない。どこまで伸びを見せるのかにも期待が高まる。

文/木村桂子

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