寒波を吹き飛ばした10-FEET! 『東
日本大作戦番外編』オフィシャルレポ
ート到着



10-FEET 撮影=HayachiN



開場時間に重なる1月14日(土)の正午には、10-FEETが主催して行なってきた夏フェス・京都大作戦が開催10回目となる今年、『京都大作戦2017 ~心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!~』として、史上初めて7月7日(金)、8日(土)、9日(日)の三日間にわたって開催されることも発表され、会場はお祭りムードに包まれた。そんな祝祭ムードにはぴったりのヤバイTシャツ屋さんがトップバッターを務めて二日間の幕が開くと、その後はNUBO、ROTTENGRAFFTY、G-FREAK FACTORY、Ken Yokoyama、MAN WITH A MISSIONへとバトンが繋がれ、主催者である10-FEETがトリとして登場。「super stomper」では、MAN WITH A MISSIONから2匹のゲストが登場し、ステージ上からフロアまで走り回り大騒ぎに。

10-FEET 撮影=みやざきまゆみ



また、Vo/GのTAKUMAは「♪東日本大作戦番外編、まだ初日が終わってないというのに、いつになるやわからんけれども、もうすでに、またやりたいなと思ってます?」と節をつけて歌い、「この東北でこうしてバンド仲間に会えること、そして東日本のみんなにこういう形で音楽を介して会えること、関西や四国、九州からも人が東北に集まること、全部意味があるんじゃないかな、何よりも楽しいんじゃないかなと思ってます」と語ると、場内は暖かい拍手と歓声に包まれた。その後、2/1リリースのシングルからも「ヒトリセカイ」を披露、さらにROTTENGRAFFTYのN∀OKIとNOBUYAをゲストに迎えて「その向こうへ」を力強く響かせた。アンコール・ラストの「風」で場内は暖かな空気に包まれ、TAKUMAは「照れずに助け合おう、何かあればすっ飛んでいくし、京都でなんかあった時は助けてや」と真摯な言葉を残し、一日目を締めくくった。

10-FEET 撮影=みやざきまゆみ



10-FEET 撮影=HayachiN



寒さは厳しいものの開場前は青空の広がった二日目は、SUPER BEAVERの真っすぐなライブからスタート。そこからNAMBA69、WANIMA、東京スカパラダイスオーケストラ、SiM、サンボマスターへとバトンは繋がれると、締めくくりはやはり10-FEETだ。のっけから「STONE COLD BREAK」で飛ばすと、すぐさま「1sec.」を投入、フロアはダイバーの嵐となった。TAKUMAは「行こか。ほんまの強さっちゅうのは、倒れへんことやないで。倒れても倒れても、何回でも起き上がることが、ほんまの強さや。」と語り、「その向こうへ」に繋ぐ。さらに、「優しさは、想像力やで。失恋したヤツが相談してきたら、自分が失恋したときのことを思い出して話をしてあげることやねんな。寂しいときも病気してるときも、悔しい思いしてるときも一緒。想像力やと思うねん。相談に乗ってあげたとき、自分が強くなくても、優しくなくても、ここぞってときは役者やってでも、そいつがほしがってるもん残していかな。友達やったら、仲間やったら、それぐらいのことは照れずに恥ずかしがらずにできるようになりたいな、と思います」と語ると「シガードック」を歌った。「2011年の4月11日に岩手に届けた曲です」と曲の途中でTAKUMAが語った言葉に、この歌の意味を改めて噛み締めたオーディエンスも多かったかもしれない。

10-FEET 撮影=HayachiN



一日目とは異なるイントロ・アレンジで新曲「ヒトリセカイ」を聴かせると、その後はアクセルを踏みっぱなし。「4REST」、「RIVER」と畳みかけて本編が終了。アンコールは、ファンにはおなじみの「TRUE LOVE」のカバーをKOUICHIが披露、続く「アンテナラスト」では歌い出しから合唱が起こり、この曲が早くもライブ・アンセム化していることを印象付けた。TAKUMAは大きな声で「オマエら、あと何年生きれんねん。10年か20年か、50年か。みんな最後、死んじゃうんやぞ。限られた時間、恥ずかしがってる場合じゃないぞ。勇気を出せ、勇気を出せ。限られた時間、しぶとく生きて生きて生きて、思いっきり勇気を出して生きるぞ!」と叫びを叩きつけ、本当のラストを、無数のタオルが舞う「CHERRY BLOSSOM」で締めくくると、満員のゼビオアリーナには5,000人以上の笑顔が咲き誇った。

10-FEET 撮影=みやざきまゆみ



東日本大震災以降、被災地に支援物資を届ける『ふとん大作戦』や被災地域をツアーで廻る『東日本大作戦』をはじめとする復興支援活動を継続的に行なってきた10-FEET。その意志に賛同した12バンドと10-FEET、そして合計10,000人以上のお客さんとが目一杯の笑顔や涙、汗にまみれた二日間は、本当に幸せな時間だった。そのことを象徴するように、終演後は『東日本大作戦番外編』が一時Twitterのトレンドワード・ランキング2位に入るほどの盛り上がりを見せていた。

10-FEET 撮影=HayachiN



リリース情報16thシングル 「ヒトリセカイ×ヒトリズム」
2017年2月1日(水)リリース「ヒトリセカイ×ヒトリズム」

<収録曲目>
1.ヒトリセカイ
2.火とリズム
3.[final day]
初回限定盤【CD+DVD】 UPCH-89310 ¥1,600(税別)
通常盤 【CD】 UPCH-80454 ¥1,000(税別)

<DVD収録内容>
「京都大作戦2016 ~吸収年!栄養満点!音のお野祭!~」のライブ映像+オフショット
10-FEET New Single「ヒトリセカイ×ヒトリズム」初回盤のみに封入されるアクセスコードから以下のA賞、B賞のいずれかに応募可能。応募期間は2017年1月31日(火)15:00~2月6日(月)23:59まで。
A賞
ヒトリライブにご招待!(名古屋1名、札幌1名、大阪1名、東京1名)
3月7日(火)Zepp Nagoya、3月11日(土)Zepp Sapporo、3月14日(火)Zepp Osaka Bayside、3月16日(木)Zepp Tokyo、各会場おヒトリ様限定 ※本編のライブも1F席でご覧頂けます。
[ヒトリライブとは?]
あなたしか居ない空間で、あなたのために10-FEETが全身全霊でライブ!(曲数は2~3曲予定、時間は開場時間よりも前になります。)ヒトリでサークルモッシュするも、ヒトリでクラウドサーフするも、ヒトリで泣くも、あなたが自由に10-FEETを独占!
B賞
10-FEET "ヒトリセカイ×ヒトリズム" TOUR 2017、セミファイナル(大阪)、ファイナル(東京)公演、最速先行受付!※デジタルチケットのみとなります。
3月14日(火)Zepp Osaka Bayside
3月16日(木)Zepp Tokyo
受付期間2017年1月31日(火)15:00~2月6日(月)23:59まで
応募サイトhttps://10-feet.kyoto/contents/75518※ 1アクセスコードにつき1種のみ応募可能です。
※ お一人様複数のご応募可能です。その場合、複数の「アクセスコード」が必要となります。
※ 詳しくは応募サイト内でご確認ください。■ お客様の個人情報は抽選を利用目的とし、ユニバーサル ミュージック合同会社にて適切に管理いたします。お客様の個人情報をお客様の同意なしに業務委託先以外の第三者に開示・提供することはありません。
イベント情報京都大作戦2017 ~心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!~

出演:10-FEET and more!
公演日:2017年7月7日(金)/8日(土)/9日(日)
会場名:京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
(宇治市広野町八軒屋谷1/TEL:0774-24-1313)
開場:7月7日 開場:11:30 / 7月8日,9日 開場:9:30
開演:7月7日 開演:13:00 / 7月8日,9日 開演:11:00
チケット料金:1日券 7月7日 ¥5,980-(税別) 7月8日,9日 ¥6,200-(税別)
前2日券 7月7日,8日 ¥11,700-(税別)
後2日券 7月8日,9日 ¥12,000-(税別)
3日通し券 7月7日~9日 ¥17,700-(税別)
主催: バダス/サウンドクリエーター/FM KYOTO
企画制作:バダス/サウンドクリエーター
協力: エブリィ・エンタテインメント/リクルートライフスタイル/テイパーズ/JTB/
地域環境デザイン研究所 ecotone/男前豆腐店/STAFF PLUS/Capital Radio One/
後援: FM802/ユニバーサルミュージック/京都府/宇治市/城陽市/宇治商工会議所/
城陽商工会議所/京都府公園公社/宇治市観光協会/京都新聞/城南新報/洛南タイムス/
エフエム宇治/京都府茶協同組合
一般問合わせ先(公演に関して):
サウンドクリエーター/TEL:06-6357-4400http://www.sound-c.co.jp/(平日12:00~18:00)
一般問い合わせ先(チケットに関して):
京都大作戦チケットセンター/TEL:050-5824-5141https://ticket-every.jp/allpics/contact/(平日13:00~17:00)
オフィシャル1次先行受付:2月20日(月)12:00~3月20日(月)23:59(顔認証あり)
オフィシャル・サイト:https://ticket-every.jp/allpics/kyotodai2017

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