BIGBANG、美しい10年の歴史を総網羅
…「少しの間だけバイバイ」

この日「MY HEAVEN」でコンサートの火ぶたを切ったBIGBANGは」「WE LIKE 2 PARTY」「HANDS UP」「BAD BOY」を熱唱して観客の歓声で会場を包んだ。V.Iは「コンサート最後の日だ。コチョクドームを吹き飛ばしてしまおう」と格別な感想を明らかにした。T.O.Pは「同じ空間にいる皆さんと一生記憶に残るほどの公演をしたい」と語った。続く新曲「FXXK IT」のステージで歓声はより一層大きくなった。
メンバーのソロステージ、ユニットステージも続いた。G-DRAGONは「HEARTBREAKER」「CRAYON」を、V.Iは「LET’S TALK ABOUT LOVE」「STRONG BABY」、T.O.Pは「何でもないフリ」「DOOM DADA」のステージで雰囲気を熱くした。D-LITEは「WINGS」「ナルバキスン (Look at me, Gwisun)で、SOLは「EYES,NOSE,LIPS」「ONLY LOOK AT ME」「RINGA LINGA」で大合唱を引き出した。
最後はBIGBANGの代表曲に選ばれる「BANG BANG BANG」、「FANTASTIC BABY」「SOBER」のステージが続いた。コチョクドームをいっぱい満たした32,000人の観客は疲れる隙を見せることなくBIGBANGのパフォーマンスに歓声を送り続けた。
このようにBIGBANGのコンサートは10年間のBIGBANGの歴史を見られるステージで構成された。V.Iは「BIGBANGのメンバー5人が共にする最後の公式ステージだ。感慨深くて胸がジーンとする」と明らかにした。SOLは「僕たちの10年が早く過ぎ去ったように、再びステージで会える日も早く来るだろう」と話し、D-LITEも「10年楽しんで仕事が出来るのは幸せなこと」と話して観客の前で頭を下げた。
「LAST DANCE」のステージが終わるとすぐにV.Iが話した。「この歌はファンたちに伝えたい言葉をそのまま込めた曲です。デビューしてからファンたちと多くの時間愛されてここまで来られたのが感慨深く、胸が熱くなる時間です。5人で共にする公式的な最後のステージになるでしょう。」
BIGBANGの単独コンサートはT.O.Pの入隊前最後の韓国コンサートだった。「公式的な最後のステージ」というV.Iの言葉に他のメンバーは「公式ではなく当分最後の完全体ステージ」だとファンをなぐさめ、少しだけの別れを告げた。当分見られない完全体BIGBANGの最後の挨拶をそのまま収めた。
SOL:振り返ってみれば10年前にデビューしてこのステージまで、今回のコンサートだけでなく10年の時間が早く過ぎ去ったと思う。皆さんと一緒にいたからさらに早く過ぎ去ったようだ。僕たちは最後ではない。とても少しの間一緒にできないだけだと思う。10年が早く過ぎ去ったように5人を再びステージで見る日までも早く流れるだろう。20歳になる前にデビューして、30歳になった。その時間の共にいてくれたファンたちに感謝する。5人は引き続き一緒にいて、良い時間を作るだろう。楽しい気持ちで僕たち5人を待ってくれたら嬉しい。
D-LITE:10年の活動、皆さんとの思い出を考えてみたが実はどこでも10年間本人の職業を楽しんで、大きな愛を受けて仕事をするのはたいへんな幸せだと思う。ありがとうございます。5人皆が日々幸せでありがとうという言葉を頻繁に使いながら暮らす。皆さんのおかげだ。ありがとう、愛している。
自身の感想が終わって沈んだ雰囲気を変えるため、D-LITEはV.Iに“最後”という単語で即席のあいうえお作文を提案した。全羅道(チョルラド)光州(クァンジュ)出身のV.Iは慶尚道(キョンサンド)なまりを使って「どないしようもないな。国を愛しているから行くべきやろう。今お前たちがそう泣いても意味ないんやで。ちょっとだけ待っててな」と話して笑いを与えて拍手を浴びた。
G-DRAGON:年を重ねるほど話すよりは話をしなくても互いに感じるものがあると思う。その感じがますます大きくなっていって共感が形成される。有難い、愛している、感謝しているなどの言葉は大きな意味を持つが、そういう言葉でしか伝えられない。言葉よりずっと僕たちが熱心にして皆さんも元へ頻繁にたずねなければならなかったのに、遅れて申し訳ない。どうしても機会が減って僕も残念だ。幸い今年の始まりを韓国で、我が国の人々と共にできて心強い。2017年がさらに期待に満ちた1年になるという気がする。
V.I:BIGBANGが今まで発売した曲が数百曲を越える。「LIES」という歌を聴いた当時、自分はこういう思い出がある、「HARU HARU」を聴いた時、「FANTASTIC BABY」を聴いた時の思い出が各自あるだろう。このように振り返るとファンたちとBIGBANGが11年間の人生を共に暮らしてきたということではないだろうか。色々な思い出を作って休む暇もなく走った。今後20年、30年、良い思い出を作りたい。TV番組でもどんな分野でも皆さん楽しませられるなら頑張る。今のようにBIGBANGと醜い僕を応援してくれるなら死ぬほど熱心にする。
T.O.P:前で良い話をメンバーがたくさんした。10年を越える時間、僕たちと共に思い出を積み重ね、時には熱い気持ちで待っていてくれることで僕たちを発展させたのも皆さんだ。僕らBIGBANGは19歳の時から今まで一度も休まず駆け抜けた。行ってみたことのない新たな環境に置かれるという恐れと寂しさがないわけではないが、今は気が楽だ。誰もが行くからだ。皆さんが愛してくれて華やかに終えられて感謝する。11年間、僕たちメンバーにとって大切な存在もメンバーだ。僕たちメンバーを出会わせてくれたヤン・ヒョンソク社長に感謝を申し上げる。この場にBIGBANGメンバーの両親もいらっしゃるが、常に僕たちのステージを見てケガをしないだろうかと心配し、子どものように見て下さる両親だ。親孝行をたくさんしようと思うのに、恥ずかしくて親孝行をあまりできなかった。2年という時間はそれほど長くないと思う。特にこのステージで皆さん一人ひとりの顔を記憶するために最大限アイコンタクトをした。皆さんの笑顔を胸に暖かな記憶で2年間さらに発展して帰ってくる。

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