中村勘九郎×中村七之助、赤坂で新作
歌舞伎を上演

今回で5回目の開催となる「赤坂大歌舞伎」は2008年9月、十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という一言から始まり、世話物の傑作『狐狸狐狸ばなし』/松羽目物『棒しばり』は、これまで歌舞伎を観たことがなかった人たちの関心をも喚起し、大成功を収めてきた。亡き勘三郎の遺志を継ぎ、勘九郎、七之助兄弟を中心に「赤坂大歌舞伎」の新たな歴史の1ページを切り拓いてきた。

今回、「赤坂大歌舞伎」初となる新作歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』の作・演出を務めるのは、勘九郎、七之助と同世代で、演劇界で注目を集める新進気鋭の劇作家:蓬莱竜太。どんな化学反応が生まれるのか……ますますパワーアップする「赤坂大歌舞伎」に期待が高まる。

■中村勘九郎コメント
「TBS赤坂ACTシアターは、歌舞伎座と同じ演出のまま上演できる劇場で、そんな劇場はなかなかありません。今回のような新しい試みもできるし、また歌舞伎ならではの演出もでき、チャレンジできる場所だと思っています。(新作で作・演出を勤める)蓬莱竜太さんとは、お互いの芝居を観に行く仲で、家族ぐるみで付き合っています。自分と同年代の若い劇作家さんですが、本当に面白い作品が多く、一度歌舞伎を書いて欲しい!と思っていたので、夢が叶って嬉しいです。この新作の「夢幻恋双紙 赤目の転生」は、どんでん返しに次ぐ、どんでん返しの凄い話です(笑)。歌舞伎ならではのファンタジーさを蓬莱さんが組み込んで書いてくださると思うので、お客様にはそこを期待して観に来ていただきたいですね」

■中村七之助コメント
「赤坂大歌舞伎は、私たちの中で思い描いていたことが次々と実現できている場所です。2013年赤坂大歌舞伎で「怪談乳房榎」を上演したことがきっかけで、ニューヨーク公演も実現しましたし、前回の「お染の七役」では、取材などで、そろそろ新作を…と話していたら、本当に今回は新作になりました。有言実行です(笑)。蓬莱さんは、兄が信頼している劇作家さんで、この新作は人間の「愛」のお話になると思います。タイトルにも入っている「転生」をどうやって演出するのか、歌舞伎でどうやって表現するのか、興味津々です。赤坂は、町ぐるみで応援してくださる、あたたかい街です。赤坂大歌舞伎は、初めて歌舞伎に足を運んでいただけるお客様も多くて、今回のように新しい挑戦もできるし、「お染の七役」のような古典もできます。これからも大切にしたい場所ですね」

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