<そもそも鏡餅とは?>
新年になると「年神様」を家にお迎えして、もてなし、お見送りするのですが、お迎えした年神様の居場所が鏡餅です。

神棚があればそちらへ飾るのが良いですが、家族が集まっているところやトイレにも、台所にもそれぞれの神様がくるとも言われているので、それぞれにおいてもいいそうです。

<鏡餅を飾る日>
鏡餅を飾る日は12月28日が良いと言われています。8を漢字で書くと「八」と末広がりであるためです。
29日は、日本では「九」が苦しむにつながるので避けたほうがいいと言われていますが最近では、29を「福」と読み替え、この日に飾る地域もあるそうです。

<鏡開き>
1月11日の鏡開きは、家族みんなで鏡餅をいただくことで神様からの恩恵を受ける、無病息災を祈るとされています。刃物で切るのは切腹を連想させるので木槌などでうち、開くという言葉が使われています。

<鏡餅の飾りの意味>
●橙(だいだい)※上に乗せるみかんのこと
大きく身が実っても木から落ちないで代々(だいだい)家が栄えるようにと願いが込められています。

●御幣(ごへい)
四方に手を大きく広げ反映するようにと願いが込められています。紅白の赤い色には魔除けの意味もあります。

●四方紅(しほうべに)※お供え物をのせる色紙
四方を「紅」で囲むことによって「天地四方」を拝し、災いを払って一年の繁栄を祈願しています。

<手作り鏡餅>
最近はホームベーカリーでも簡単にお餅をついてくれたり、思っている以上に簡単にできます。



開催した出張食育レッスンでの手作り餅つきは、餅つき機で一時間かからずに、もち米から蒸して、つきたてのお餅が完成。餅つきの経験も子どもたちが素敵な日本の行事を知るとっても素敵な機会です。とはいえ、子どもルームでは、口に入る食べ物を扱うイベントは許可が下りず開催することができません。今回、鏡餅は飾り用限定とし、上のだいだいは全員が折り紙で作り、手先のトレーニングとしました。

日本の文化のひとつである鏡餅を飾る習慣、その意味をしっかりと知った上で飾りたいものですね。

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