ポスト・濱田岳との呼び声が高い俳優
・岡山天音の変幻自在っぷりがすごい
!映画“ぼくごは”で放つ存在感!!

本作は、無口でネガティブな男子・葉山亮太(中島)と、そんな亮太とは対照的に太陽のように明るく超ポジティブな女子・小春(新木)の凸凹コンビの7年に渡る青春ラブストーリー。脇を固めるのは、美山加恋、岡山天音、片桐はいり、松原智恵子など本格キャスト陣が勢揃い。愛し合うふたりを明るく、切なく、優しく包み込む。

その中でも、登場数が少ないながらも本作で独特な存在感を放っているのが、ネガティブな亮太の唯一の友人ともいえる塚原優介役を演じた岡山天音だ。岡山は『中学生日記』(NHK)への出演をきっかけに俳優を志し、2009年にデビューした後、映画やドラマなどに多数出演を重ね、2016年だけでも8本もの映画作品に出演している、業界からも注目度の高いネクストブレイク間違いなしの若手俳優。本作では、何かと亮太のことを気にかけ、悩んだりへこんだりしている亮太の背中を押してあげるような、いわば“お人好し”ともいえるキャラクターを演じきっており、登場回数はそこまで多くはないものの、亮太の心にちょっとした変化をもたらす“影のキーパーソン”のような存在で印象を残す。岡山本人も「塚原のような役でこの作品に関われることが嬉しい」と語っており、さらに撮影現場では「亮太との会話はほとんど自由に演じさせてもらった」と話している通り、ナチュラルでリアルな空気感が漂うシーンに完成している。

ドラマ『家族狩り』(TBS系)では家庭内暴力を起こす不登校の男子生徒役を、映画『雨にゆれる女』では髪を金髪に染めたチンピラ役、さらに今回の『僕らのごはんは明日で待ってる』では、良い意味でどこにでもいそうなナチュラルな雰囲気漂う男子大学生を演じきっており、芝居の振り幅の広さを窺うことができ、その変幻自在なカメレオンっぷりには、今後も目が離せそうもない。

芝居の振り幅の広さは、”ポスト・濱田岳”と言っても過言ではない個性派俳優のひとり。2017年ブレイク間違いなしの岡山の活躍を、目に焼き付けてほしい。


【作品情報】
映画『僕らのごはんは明日で待ってる』
2017年1月7日(土)公開
©2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会

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