CS放送「日本映画専門チャンネル」で
蜷川幸雄×平幹二朗の舞台を12/18深
夜より三夜連続特集放送



<第一夜>
2016年12月18日(日)23:40 『王女メディア』 (1984年5月上演/花園神社=ギリシャ ヘロディス・アティコス劇場)。“世界のニナガワ”の出発点となった伝説の舞台。1984年にギリシャ・アテネのヘロデス・アティコス劇場にて上演、その大胆な演出による舞台は、上演後のカーテンコールで30分間拍手が鳴りやまなかったという逸話を持つ。花園神社=ギリシャ・アテネ公演を完全映像化。作:エウリピデス、修辞:高橋睦郎、出演:平幹二朗/菅野菜保之/金田龍之介/山谷初男/瀬下和久/大友龍三郎。上映121分。再放送:2016年12月31日(土)14:30。



<第二夜>
2016年12月19日(月)23:40 『NINAGAWAマクベス』 (1985年3月上演/国立文楽劇場)。1985年3月国立文楽劇場で上演。本場英国でも絶賛された、蜷川演出の代名詞的作品。舞台全体を覆う巨大な仏壇。過去・現在・未来が交錯する、満開の桜の森。蜷川の美学によって鮮やかに再構築された日本人によるシェイクスピア劇の金字塔。作:W・シェイクスピア、訳:小田島雄志、出演:平幹二朗/栗原小巻/鈴木瑞穂/菅生隆之/池田鴻/横内正/青山達三。上映156分。再放送:2016年12月31日(土)16:55。



<第三夜>
2016年12月20日(火)23:40 『近松心中物語~それは恋~』 (1981年11月上演/帝国劇場)。1981年11月帝国劇場にて上演。脚本・秋元松代、演出・蜷川幸雄の出会いが成し遂げた、視覚的美と人間の情念、喜劇と悲劇、そして古典的世話物と現代的解釈が緊張感の中で拮抗する、日本演劇史に輝く傑作。森進一による劇中歌や蜷川幸雄の代名詞の一つとも言われる冒頭の群集劇など、蜷川演出の魅力が詰まった1作でもある。脚本:秋元松代、出演:平幹二朗/太地喜和子/菅野忠彦/市原悦子/金田龍之介。上映158分。再放送:2016年12月31日(土)20:00。



さらに、オリジナル番組として 『蜷川がNINAGAWAになったとき』(全三話) も放送する。なぜ蜷川幸雄は“世界のNINAGAWA”と呼ばれていたのだろうか。その呼び名は、いつから彼に特権的に与えられていたのだろうか。その頃“日本の蜷川”はどうしていたのだろうか。日本初公開の秘蔵映像や、貴重な関係者の独占インタビューを通じて、“NINAGAWA”と“蜷川”を見つめる。演出家・蜷川幸雄が、ギリシャ、イギリスでの上演を決行し、世界のNINAGAWAが生み出された理由とは?蜷川を世界へと導いたプロデューサーや俳優たちへの独占インタビューと共に、蜷川幸雄の真実とその源を追う。

<第一話>
『王女メディア』(1984年)、なぜ彼は“世界のNINAGAWA”と呼ばれていたのだろうか。その呼び名は、いつから彼に特権的に与えられていたのだろうか。私たちが失った“NINAGAWA”と“蜷川”を見つめるオリジナル番組、その第一夜。蜷川幸雄、初の海外公演である『王女メディア』。そのメディアを演じたのは、女形の平幹二朗だった。その後、平幹二朗は生涯に渡って『王女メディア』を演じ続けた。当時の秘蔵映像も交えて『王女メディア』の魅力に迫る。12月18日(日)23:30放送。上映10分。再放送:2016年12月31日(土)14:20。

<第二話>
『NINAGAWAマクベス』(1985年)、本場英国でも絶賛された、蜷川演出の代名詞のような作品。舞台全体を覆う巨大な仏壇の中にある満開の桜の森。そこで繰り広げられるシェイクスピア劇。出演者の貴重なインタビューと共に、そこにある蜷川演出に迫る。12月19日(月)23:30放送。上映10分。再放送:2016年12月31日(土)16:45。

<第三話>
『近松心中物語 ~それは恋~』(1981年)、その後1000回を超える上演を重ねることとなる、蜷川幸雄の代表作。なぜ近松だったのか。その舞台に見えてくる蜷川幸雄の“大衆性”への思いとは。現在、第一線で活躍する演劇人へのインタビューも含めた、番組最終夜。12月20日(火)23:30放送。上映10分。再放送:2016年12月31日(土)19:50。

詳細は、こちら→ http://www.nihon-eiga.com/osusume/ninagawa/

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