ゲス川谷擁護の内山麿我、坂上忍の指
摘に腰引ける

 3日のライブを最後に活動自粛に入ったゲスの極み乙女。。5日放送のフジテレビ系『バイキング』で話題として取り上げられ、ゲスト出演した歌手で元ダンサーの内山麿我はボーカル川谷絵音を擁護するも、MCの坂上忍やタレントのフィフィに主張をことごとく切り返され、タジタジとなった。

 川谷の不倫騒動、未成年との飲酒などを経て、12月3日のライブをもって活動自粛となったゲスの極み乙女。。この日の放送では、ゲス極のファンも交えて話題として取り上げた。

 ファンからは「いい曲を作るには時に不倫も必要」などの提言が出され、出演陣も自らの意見を主張。自身に夫人がいたにも関わらず歌手・浜崎あゆみと不倫し、世間の猛バッシングを浴びた内山もゲスト出演した。

 内山のスタンスは川谷の擁護。「何も言えない状態の気持ちはわかる」と自身の体験を踏まえて主張。「自分を擁護したい時もあったんですけど、それを言うと『お前何言ってるんだバカヤロウ』みたいに言われる」と当時の心境を伝えると、その当時の内山の妻と友人だというタレントのフィフィは「奥さんの方がボロボロでしたよ」と即座に突っ込まれた。

 内山はさらに「川谷さんはビジネスとして音楽をやってるわけじゃないと思うんですよ。自分の表現として音楽をやってると思う」と持論を語ったが、MCの坂上忍は猛反発。「え? だってさ、あなたさっき俺の楽屋にCD持って来てくれたよね。CD出してるってことはビジネスなんじゃないの?」と内山の行動と言葉に疑問を投げかけた。

 この反論に負けず内山は自身の見解を述べていく。金儲けのためではなく「例えば僕、別れてから音楽始めたんですけど、自分が言ってないことも言った風に言われるんだろうなって思ったから、誰にも邪魔されない音楽にしたいと思ったんですよ」と音楽と向き合った心境を述べ、「ビジネスがしたいから音楽をしたんじゃなくて、自分がやりたいのが音楽で、それは生きてくために」と音楽への情熱に突き動かされたとの趣旨の発言をおこなった。

 ただ、この内山の言葉には「おいおい、なまっちょろいこと言ってるぞ、こらあ」と声を荒げて坂上が一蹴。その主張は言下に突き放された。

 また、内山は自らの“怒り”として「世間が批判してるからって活動自粛まで追い込む今の日本はバカだ!」とする持論を提示した。

 3日の活動休止前最後となるゲス極のライブに訪れたという内山は「すごい良い歌、カッコいいなとか思ったりして、才能あふれるアーティストなのに『不倫するな』『謝れ』何もできない人たちがピーチクパーチク言ったことの影響で活動自粛までなっちゃった」とネットの声に疑問符をつけ、「すごいもったいないなと思って、そういう日本の風潮を作ってるのも無責任に発言している人たち」と切り捨て、悪口を言った方が勝ちという風潮を指摘した。

 ただ、この主張にダメ出ししたのはフィフィだ。「不倫のことで活動休止に追い込まれたのではなく、未成年の飲酒というところが法律に引っかかったことで。本人たちがそういう風に受け取って、活動休止という判断をしただけで、世間は追い込んでません」と、内山の主張がそもそも“間違っている”と反論した。

 坂上もまた「ファン心理としたらね、『活動自粛に追い込まれた』ってのはまだわかる」と“ファン”の気持ちに理解を示したが「でも、内山君は一応芸能人でしょ? この流れを見て、活動自粛に追い込まれたって思う?」と内山の主張を厳しい口調で糾弾した。

 すると、内山は「追い込まれた…う~ん、追い込まれる風潮だと思うんです。追い込まれた“風”みたいな」と腰が引けた。坂上は「え? おい、若干、弱くなってきてるぞ」とすかさず追及の手を強め、けんもほろろ状態に陥った内山は「みんなが言わなければ自粛する必要ないわけじゃないですか」と必死に切り返していた。

MusicVoice

音楽をもっと楽しくするニュースサイト、ミュージックヴォイス

新着