『FF15』で極上のゲーム体験をあなた
に! ファイナルファンタジー最新作
のポイントは?



2016年11月29日に満を持しての発売となった本作ですが、開発にかけた年月はなんと10年。待ってました、国民的RPG!ということで筆者もガッツリとプレイをしています。

システム説明などは公式サイトにて紹介されていますので、この点の説明は飛ばして、個人的なプレイインプレッションをお伝えしようと思います。※システム面などの紹介は公式HP(http://www.jp.square-enix.com/ff15/)を参照ください。

さっそくですが最初に結論から。FF15は“めちゃくちゃに面白い”。

発売前は賛否両論、様々な意見が飛び交っていましたが、実際にプレイをしてみると他ユーザーの感想などが気にならなくなるくらいに面白く、夢中でプレイをしています。ここからは、私が楽しさを感じたポイントについて、いくつか紹介します。


便利な移動手段広大な世界を冒険できるオープンワールドが魅力のひとつでもある本作ですが、世界を徒歩で移動するのは骨が折れる作業です。しかし今回はストレスフリーな移動が可能になりました。

主人公の足となる車“レガリア”は、自分で運転することはもちろん、仲間にお願いすればオートで目的地まで移動してくれます。また、スキップトラベル機能で一度立ち寄ったパーキングへは瞬間移動が可能なため、遠い街への移動も簡単にできます。

マニュアル運転時やオート運転時は、歴代FFの曲をBGMとして流すことも可能なので、風光明媚な景色を楽しみながらのドライブもオススメです。移動時間が苦にならず、むしろずっとドライブを楽しんでいたい気分にもさせてくれます。

細かい車のカスタムもできるので、冒険の足となる相棒にとことんこだわりたい人も満足できる仕様になっています。行きたい場所へすぐアクセスが可能、というストレスフリー設計は、オープンワールドを楽しむにあたってとても大事な要素なので、今作はその部分がしっかりと考慮されていて遊びやすいと感じました。

車が入り込めない道路外は、シリーズお馴染みのチョコボでチョコボのテーマと共に、広大なフィールドを疾走できます。チョコボにたくさん乗ってレベルアップすると、バトル中に恩恵が得られる、というところも嬉しいポイント。

さらに、車の移動距離やチョコボの移動距離に応じてAPやEXPを取得することができるので、移動が無駄に感じる、ということもありません。APを稼ぐためについついドライブをしすぎてしまうことも……。


飯テロ注意! 美味しそうなご飯たち本作の楽しみの一つに“食事”があります。食事はレストランや屋台で食べることはもちろん、キャンプをすればパーティーメンバーのイグニスが料理をしてくれます。イグニスは旅の途中にレシピを閃いていくので、このレシピを集めることも楽しくて夢中になってしまいます。

そして今回のFFは、全ての食事がとにかくリアルで美味しそう!! プレイをするたびに飯テロを受けている気分に……。

ご飯を食べると、時間制限はありますがステータスがアップするというメリットもありますので有利にバトルを進めることができます。ヴァニラウェアのゲームソフトが好きな人には、たまらないシステムだと思います。今度、FF15に出てくる料理を再現したご飯を作ってみよう……かな……。


爽快感溢れるアクションバトル実は本作、筆者が一番心配していたのがバトルシステムでした。アクションゲームが少々苦手でマリオやゼルダ、『デュープリズム』のメルのアトリエですらもイライラしたタイプだったからです。

アクションRPGとなった今回、ちゃんと戦闘できるかな……?という心配もありながら、それは杞憂に終わりました。直感的で分かりやすい操作のみが要求されるため、難しいコマンド入力や反射神経などは必要ありません。

ガード→パリィ→連続攻撃のコンボが決まった時の爽快感はやみつきになります!

もちろん仲間も助けてくれるので、バトルが難しすぎてストーリーが進めないといったこともありません。初心者の救済用としてイージーモードやウェイトモードも搭載されているので、自分に合ったバトルスタイルで楽しめることでしょう。武器を揃え、レベルを上げ、料理を食べながらで筆者もノーマルモードを進められているので難しすぎるとは感じません。

マップ上には自分のレベルでは到底敵わないようなモンスターがうろついていることもあります。勝つか負けるかギリギリのラインで格上相手を倒せた時の達成感は半端ないので、ぜひ強敵にも挑んでみてください! セーブもしっかり忘れずに!


仲間たちとの“旅”自体が楽しい!今回の旅を一言で表すと“男4人のロードムービー”。物語の冒頭でスタンドバイミーが流れ始めたところで、テンションは最高潮へ! ガス欠の車を協力して運ぶ、というFFらしからぬ雰囲気で始まります。気分はまさに映画『スタンドバイミー』さながら。

車に乗っているとき、バトルをしているとき、街を歩いているときなど、何をしていても仲間たちが喋りかけてくれるので、本当に“みんなで一緒に”旅をしている感があります。

本作はメインストーリーの他にサブクエストやモブハントもあり、やりこみ要素も充分。クエストをひとつずつクリアして、仲間と会話し、仲を深めていくことが最高に楽しいです。

逆に、小さなクエストを少しずつこなしていくことが苦手な人は、メインクエストだけを追って最短距離でクリアすることも可能です。プレイスタイルも各ユーザーに委ねられているので、自由度はかなり高めと言えます。

サブクエストでは仲間たちのキャラクター像が掘り下げられるので、どんどんとキャラクターに感情移入をしてしまい、これからの旅を勝手に妄想し、ひとりニヤニヤしてしまう始末。

ここまで仲間と共に冒険している感があるFFは、本作が初めてかもしれません。走っていて仲間にぶつかるだけでも反応してくれるという謎の感動も生まれました……!

クエストや仲間との連携は、『ゼノブレイド』を連想する部分が個人的に多かったです。そして旅の途中には、仲間のひとりであるプロンプトが写真を撮ってくれています。

この写真はいつ撮られているかわからず、ドライブ中や街歩き中はもちろん、戦闘中もオートで撮影してくれているので、どんなお宝ショットが撮られているのか、見せてもらうのが楽しみになります。

はじめは微妙すぎるカメラの腕前のプロンプトも、カメラスキルが上がるたびにエフェクトを覚えたり、自撮りを覚えたり、写真撮影の幅が広がっていくのがまたリアルで面白いです。撮った写真はSNSにすぐアップもできるので、世界中のプロンプトが撮影した写真を検索してみるのも楽しいですよ。


まとめFFは全てのナンバリングタイトルをプレイしていて、正直製品版FF15をプレイするまでは「今までのFFと全然違うのではないか?」、「アクションバトルで面白くなるのかな?」という懸念もありました。

しかし、一度プレイしてみるとFF15の世界の魅力にどっぷりとはまってしまい、良い意味で裏切られた気持ちでいっぱいです。メインストーリーも冒頭から既に物語に引き込まれ、先が気になる展開の連続です。

まだまだクリアまでは程遠いですが、きっとこの冒険も大切なゲームの記憶として刻まれることでしょう。最後に、筆者のプロンプトが撮ってくれた写真をご覧ください。





なんて素晴らしい観光客ショット!! では、今日も冒険の旅に出てきます。

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