出場すれば40回とキリがよかったのだが、細川は「紅白は最大の夢ですが、枠は限られているし世代交代も必要です」と辞退の理由を説明した。

 しかし、「本当は落選が怖くて、プライドを守るためにNHKの発表直前に卒業を宣言したんです」と言うのはスポーツ紙デスク。

 「2013年には北島三郎(80)が記者会見を開き、50回目を機に紅白から引退することを断言。さらに昨年は森進一(69)が、公式サイトで紅白から身を引くことを表明しました。このとき芸能記者らは彼らと同じくベテランの細川に『卒業の可能性は?』と質問したところ、『まだまだ当分は出るつもりです』と答えていたんです」

 じゃあ、たった1年でなぜ紅白引退を決意したんだろう?
 「大手芸能事務所、バーニングプロダクションが三代目J Soul Brothersのレコード大賞受賞を1億円で買わせようとした事実を文春で報道されたことが関わっています。実は細川はバーニングプロに所属していたことがあり、周防郁雄社長(75)とは非常に親しい。もちろんNHKもこの関係は知っています」

 じゃあ、今回細川は落選した可能性があったってこと?
 「そう。周防社長とベッタリな歌手はダークなイメージが付くのでNHKは使いたがらなくなった。しかも演歌は若者にはまったく人気がないし、最近はヒット曲も出していない細川だけが毎回特別優遇されることも不自然でしょう。今紅白は大きな転換期に来ているんです」

 なるほど…。
 「要するに細川は的確な読みで自分のプライドを守ったんです。一方、読み誤ったのは今回落選した和田アキ子(66)。ネットで散々『ここ数十年ヒット曲もない和田は落選させるべき』という声が出ていたのに、所属事務所のホリプロはNHKに圧力をかけ、自分を守ってくれると信じていた。今頃、ショックで泣いているんじゃないですか」(先のデスク)

 今回、細川が事前に紅白を辞退したことで世代交代のスピードはより早まりそうだ。
NewsCafeゲイノウ

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