話題のアニメ「舟を編む」のエンディ
ングテーマ、Leolaが「I&I」をリリ
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「デビューしてからのこの1年は、四季を表現するLeolaを見ていただきたいという気持ちがあったんです。私が表現している音楽がビーチ・ミュージックということもあって、夏のイメージが強いと思うんです。でも、それは夏だけじゃない。そこを感じてもらう1年にしたいと思って楽曲制作に取り組んできました。冬に向かう今どんな表現をしていくのか、そこをしっかりと見せたいと思って作ったのが今作です」



Leolaの音楽性の核となる“ビーチ・ミュージック”は、ビーチに映える心地よいサウンド。それだけに彼女が話すようにどうしても“夏”を思い浮かべてしまうが、ビーチ=海は春夏秋冬あるもの。では、Leolaにとっての冬の海はというと……
「眺めているだけで自分を振り返ることができたり、気持ちが整理できたり、諭す力が冬の海にはあるような気がします。夏の海が友達のような存在だとしたら、冬の海はお母さんのような存在なのかなと思います」
と話している。そして、今作はそんな“母”のような温かみのある曲に。これまでとはまた違った“ビーチ・ミュージック”を見せている。

また、今回はフジテレビ「ノイタミナ」他で放送されているアニメ「舟を編む」のエンディングテーマとして書き下ろした曲なのだが、そこにはこんなエピソードが。
「『I&I』のもとになる曲は以前から存在していて、デビュー当時からライブでは歌っていたんです。その頃の歌詞は切なさを押し出した失恋ソングだったんですが、たまたま『舟を編む』の制作に関わっている方がライブで耳にしてくださって、“アニメのイメージに沿って歌詞を描き直すとしたら、どんな曲になりますか?”とチャンスをくださったんです。そうして新たに生まれたのがこの曲です」



「Rainbow」、「Let it fly」、そして「I&I」。3枚のシングルでビーチ・ミュージックの魅力を伝えてきたLeolaだが、次なる目標はアルバム。そこではより様々なビーチ・ミュージックの形を見せてくれることだろう。どんなビーチが、どんな海が表現されるのか楽しみだが、彼女は今作を経て自分の音楽性をこう話している。
「どの曲にも共通していることは、曲のアレンジも歌も引き算をして、生の良さやオーガニックさが残せたことだと思います。いろんな私がこの1枚にはいますが、人間の温かさや生楽器の温かさは共通して感じていただける作品に仕上がっていると思います」

果てしなく広がる海と同じように、Leolaの音楽もここからまたさらに大きく広がっていく。「I&I」は11月23日(水・祝)発売。



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