11月14日@東京・Zepp DiverCity

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中田ヤスタカ×きゃりーぱみゅぱみゅ
のツーマンツアーファイナルに満員の
観客が熱狂

中田ヤスタカきゃりーぱみゅぱみゅのタッグによる東名阪ツーマンライヴツアー、中田ヤスタカ×きゃりーぱみゅぱみゅ「~SPECIAL DJ×LIVE ZEPP TOUR 2016~『YSTK×KPP』」のツアーファイナル公演が、11月14日(月)に東京・Zepp DiverCityにて開催された。
2,500人を動員し、チケットはソールドアウト。まばゆいライティングとスモークが噴射する中、中田ヤスタカがDJブースに姿を表すと、「Dancing Planet ft.VERBAL」からライヴがスタート。そして赤いワンピースのきゃりーがステージに登場し、「CANDY CANDY」を披露すると、超満員の観客は早くもヒートアップ。

きゃりーをフィーチャーしたCAPSULEのナンバー「Motor Force」、スペシャルバージョンの「PONPONPON」など、2人の化学反応はかなり鮮烈。DJパーティとライヴがミックスしたようなノンストップスタイルでショーは進む。

きゃりーはビートに乗って踊り、ときにペンライトを持って観客を煽りまくる。「きらきらキラー」では、会場全体でタオル回し。パワフルにアレンジされた「もんだいガール」など、エレクトロニックなビートで会場はダンスフロア状態となった。

インターミッションを挟んで、中田がCAPSULEの「Another World」をプレイ。きゃりーがステージに戻ると「にんじゃりばんばん」を披露。「do do pi do」では、きゃりーが扇子を持って歌い、大きなフラッグを振り回す。さらに「チェリーボンボン」を歌唱すると、会場のテンションは最高潮に。

ここで、きゃりーがバラード曲「おやすみ」を歌い、会場を心地よいムードに包む。 そして、中田は映画『何者』主題歌のソロ最新曲「NANIMONO (feat.米津玄師)」を披露。

中田ときゃりーの2人がステージに揃うと、ライヴもいよいよラストスパートへ。バキバキなサウンドの「インベーダーインベーダー」、よりダイナミックなアレンジの「ファッションモンスター」を歌唱し、フロアはハイボルテージに。

そして、2017年1月18日にリリースされる中田ときゃりーの両A面スプリットシングルから、本ツアーで初披露の「原宿いやほい」を歌唱。サビの「原宿でいやほい! とりあえずいやほい!」というフレーズに合わせて、観客はこぶしを突き上げ、大いに盛り上がりをみせてライヴ本編は終了した。

鳴り止まないアンコールに応えて、中田ときゃりーがステージに戻ると「つけまつける」を力いっぱいパフォーマンス。MCでは、きゃりーが中田に「初のツーマンツアーいかがでしたか?」と聞くと、中田は「すごくいい経験になりました」と回答。きゃりーも「こちらこそいい経験になりました。パワーアップしました!」とコメントした。

さらにきゃりーは、「今回初のツーマンツアーで、東名阪回らせてもらいました。私は、デビュー当時から今も中田ヤスタカさんの大ファンなので、ほんとにツーマンツアー超緊張してたんですけど、今日も盛り上がって、無事に3公演終えることができました。みなさんどうもありがとうございます!」と感慨深い様子。続けてきゃりーが、「中田さんとも話してたんですけど、3回じゃもったいなくないですか?」と語ると観客も大歓声。「またツーマンライブの機会があったらぜひ来てください!」と熱く声を上げた。

そして最後のナンバー「最&高」で、中田ときゃりー、そして観客が強力な一体感を生み出し、ライブは大団円で幕を閉じた。

中田ときゃりーのツーマンライヴは、2人のアーティストパワーの相乗効果で両者の新たな側面が引き出され、最高のバイブレーションを放つ、まぎれもないスペシャルな空間となった。

text by Keisuke Tsuchiya
11月14日@東京・Zepp DiverCity
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11月14日@東京・Zepp DiverCity
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OKMusic編集部

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