【連載コラム】稚菜、映画「バースデ
ーカード」の主題歌をカバー

こんばんは。

さてさて今日も一曲。
今回は映画「バースデーカード」の主題歌
木村カエラさんの「向日葵」です。
この向日葵という曲、私の中では自分の作るメロディー感にどこか似ている為か、凄く好きで馴染みやすかった曲。
素敵な曲です。
是非聴いてみてください。
ライブで歌を歌う。
歌を録る、つまりレコーディングをする。
どちらも歌うのは一緒なのだけれど、全く異なる。
先日久しぶりにデモ音源を録る為にレコーディングをした。
レコーディングは凄く好き。
ちょっと違った緊張感。
凄くドキドキするけれど、でもやっぱり一番はワクワクの方が大きい。
小さな空間に一人だけ残され、何だか少し特別感を味わえるからだ。
レコーディングは自分だけの空間をいかに作れるかが大事だと私は思っています。
最低でも2〜3時間は必ずかかるからこそ、とにかく自分なりに集中出来る最大限の空間を。
一度でもその集中の糸が切れてしまった時、また同じ様な声を出す為の精神面を創り出すのにだいぶ時間がかかってしまう。
なかなか大変な作業なのです。
ありがたい事に私は一度集中したらかなりのめり込めるタイプ。
きっと小さい時から本を読むのが好きだったから、というのも関係しているだろう。
録り方はきっと人それぞれなのだと思うけれど、私の場合は休憩を入れず、とにかく録り終えるまで歌い続けるやり方が性に合っているのです。
それから、必ず座って録る事。
いつものライブの状況と近い状態にする事で集中力が途切れる事が少ないからだ。
沢山集中して沢山歌うから終わった瞬間の脱力具合はライブにも引けを取りません。笑
録り終わって、出来たー!という達成感があるのもまた一つの醍醐味なのだろう。
大変だけれど、とにかく楽しいのだ。
自分の声が形になる事、届けられる事。
それがただただ嬉しい。
レコーディングでは自分の声をこんなに聴く事はないだろう。ってくらい聴く。
そしてその度に自分はまだまだだなぁ…と凹まされる事が大半。笑
自分の声を好きになる事って一生無い気がする。ないものねだり。
でもどんな時も、ここで納得したら終わりだと思う。
もっともっと上にいきたいから。
この先もきっとずっとレコーディングをするたびに何度も凹んで、そしてその度に上達していきたい、最高に良いものを届けていきたい。
そんな事を思うのでした。

著者:稚菜

OKMusic編集部

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