努力は報われる!花組次期トップ娘役
・仙名彩世さんの魅力を徹底解説!

「トレタメ」編集部
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「仙名彩世、花組娘役トップ就任決定」

それは、突然のニュースでした。


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入団から9年目、彼女がこのタイミングで娘役1に就任されること。
多くの人が待ち望んだこの日がきたことは、紛れもない事実。

発表直後から、SNSでも多くの祝福の声が寄せられました!

今回はそんな仙名彩世さんのこれまでの活躍、そして魅力を改めてご紹介していきたいと思います。

仙名彩世さんは主席入団の優等生!

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2006年に宝塚音楽学校に入学した仙名彩世さん。その後、2008年に宝塚歌劇団に入団した94期生です。

94期生といえば、月組のトップスターにスピード就任した珠城りょうさんと同期!94期は星組の麻央侑希さんや月組の早乙女わかばさんなど粒ぞろいの学年でしたが、そのなかで仙名さんは首席で入団したまさに実力者。

今年は何かと94期生の飛躍が目立つ年で、着々と経験を積んでいた彼女たちがこうして評価されていくことは大変嬉しいことですね。

仙名さんは""ゆきちゃん""のあだ名で親しまれ、首席入団に相応しい演技力・歌唱力・ダンスに加え、華やかな容姿も兼ね備えた娘役として舞台を支えてきました。

見よ!これが仙名彩世だ✨✨ pic.twitter.com/VuLpbnnCUf — むひ (@2016_9_30) 2016年9月30日

そんな彼女、実は東日本大震災により激甚な被害を受けた宮城県の名取市が出身地。

当時、研究科3年でしたが学年の責任者として、歌劇団の仕事を震災を理由に休んだ事はありません。このことからもとても強い責任感がある方ということがわかりますね。

新人公演の主演経験無し!まさに異例の
抜擢

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入団当時からその実力を買われていた仙名さんですが、実は新人公演で主演を務めた経験がありません。

新人公演は、誰もが知るトップスターへの登竜門。

男役も娘役もこの新人公演で主演を務めることがトップへの切符とされているなかで、ただの1度も主演を経験することはなかったのです。

主演をさせてしまうと、その後の公演での配役にひびくため劇団側からすると演技力や歌唱力もある組子だからこそ、今後も様々な役に就いてもらうために・・・という理由もあったのかもしれませんが、言い方を変えれば「いいように使われすぎている感」もあります。(あまり大きな声で言うことではないのは重々承知です。)

首席入団者はトップになれないという都市伝説のような話も聞きますが、首席入団からトップへ上り詰めたのは、82期生の蘭寿とむさん以来なので、6年ぶり12期生ぶり。まさに異例中の異例だったのです!

素晴らしい実力を持っているのにもかかわらず、なかなかいい役をもらえずファンのなかでは""このままトップにはなれないかもしれない""という声も上がっていました。もしかすると近いうちに退団・・・そんななか彼女が語ったのは・・・

花組の娘役として桜(一花)さんたちから受け継いだ伝統をしっかりと継承していきたいなと。 そして、私も言葉だけではなく、それを背中で下級生に感じてもらえるよう、品を絶対に失わず、人として魅力的でありたいなと思います。 (宝塚GRAPH4月号「PICK UP INTERVIEW」より)

先輩から受け継いだ伝統を継承したい=まだまだ現役で後輩たちに自分の背中を見て育っていってほしいということ。この言葉に思わず目頭が熱くなった方も多かったのでは。

『人として魅力的でありたい。』まさにその言葉の通り、宝塚歌劇団の一員として全身全霊を尽くす彼女の姿は、トップ娘役としてふさわしい方であると言えるのではないでしょうか。





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仙名彩世さんは""舞台の脇""を支える実
力派!

それではこれまでの仙名彩世さんの活躍をざっと振り返っていきましょう!


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初舞台は2008年3月〜5月に上演された月組公演『ME AND MY GIRL』。次期トップコンビとなる明日海りおさんは、このときにジャッキー役として出演されていました。(新人公演は初主演でした!)

今思うと、この「ミーマイ」が二人にとって特別な公演になっていたのですね。

その後、2013年6月には『フォーエバー・ガーシュイン -五線譜に描く夢- 』でバウ公演初ヒロインを経験。

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そして翌年2014年2月〜5月に上演された『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-/TAKARAZUKA ∞ 夢眩』では初のエトワールを務めます。この公演は当時トップスターの蘭寿とむさんの退団公演。「TAKARAZUKA ∞ 夢眩」は蘭寿とむさんのために作られた蘭寿とむさんのための蘭寿とむさんの率いる花組による最高のショー。そんなショーのエトワールは紛れもない大役です。

また、この夢眩では明日海りおさんとのデュエットダンスをする場面があり、キレのあるダンスも披露されています!

2014年8月〜11月に上演された『エリザベート -愛と死の輪舞-』では本公演でヴィンディッシュ嬢。新人公演でゾフィー役を演じました。ヴィンディッシュ嬢は、先日の宙組公演で星吹彩翔さんが演じその演技が話題になりましたが、この星吹さんに並ぶとも劣らない""リアルすぎる""ヴィンディッシュ嬢を演じていたのが仙名彩世さん。

ヴィンディッシュ嬢の『狂気』をしっかりと演じきり、破れた扇から覗く目つき、自分の思い通りにならないと怒りに満ちるその姿は、まるで役が乗り移っているかのよう。そこには紛れもないヴィンディッシュ嬢がいました。血管がうきでそうなほど手が、表情が、そして全身が震え『狂気』をこれほどまでに表現できる役者さんはそうはいません。

そして新人公演ではゾフィー役を演じましたが、彼女ほどの歌唱力ならそれはもう圧巻。本役の桜一花さんとはまた一味違ったゾフィーを演じきりました。

2015年1月にはシアタードラマシティー『風の次郎吉 ―大江戸夜飛翔―』で桜咲彩花さんとWヒロインを務めます。北翔海莉さんの専科最後の公演となった通称""次郎吉公演""。

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短い公演期間にも関わらず人気演目となったこの演目でしたが、歌も芝居も踊りも多いこの公演で、最後までベストな状態をキープし北翔さんと一緒に物語を紡いでいくその姿が印象的でした。

2015年7月〜8月には梅田芸術劇場で『ベルサイユのばら—フェルゼンとマリー・アントワネット編—/レヴューロマン 宝塚幻想曲』に出演。ファンタジアでは、「さくら幻想曲」の黒燕尾の場面で明日海りおさんとデュエットダンスを披露。小柄な仙名さんが明日海さんにすっぽり包まれていて、みているこっちが思わず恥ずかしくなってしまうほどうっとりするような雰囲気でした!

幻想曲の大好きなココ!!大好きなきらりちゃんのココ!!梅芸では、仙名嬢になってたーー!!私得すぎる。めっちゃ嬉しかった!!ゆきちゃああああーーん!!! pic.twitter.com/V2nBKZo6if — ジム・ノゾフ♡ (@nznzdimn) 2015年7月14日

メインキャラクターは少ないものの、舞台の重要な鍵をにぎる役を見事に演じていたり、ショーでも華やかにダンスを披露していたり、これから明日海りおさんとともに繋いでいく花組の伝統、そして公演に期待できますね。

プレお披露目は『仮面のロマネスク』こ
れからの花組も安泰だ!

仙名彩世さんがトップ娘役に就任後、""みりゆき""のプレお披露目公演となるのは花組全国ツアー『仮面のロマネスク』です。

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2016年9月に花組全国ツアーとして公演されたことが記憶にも新しい『仮面のロマネスク』ですが、このとき仙名彩世さんはトゥールベル夫人役を務めています。今回はヒロインとなるメルトゥイユ夫人役ですね!迫真の演技に期待が膨らみます・・・!

明日海りおさんといえば歌!というほどその美声が魅力的ですが、仙名さんも歌える娘役さんなので『歌の花組』になるのかもしれませんね。

経験豊富な二人だからこそ、ありがちなロマンティックなラブストーリーだけではなく、挑戦的な作品も期待できますね!花組を見に来てくれる人が多くなりそう・・・!

花乃まりあさんから渡される花組のバトンを仙名彩世さんがどんなふうに繋いでいくのか今後の花組にも注目していきましょう。

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