吉川晃司、キャリア初の東京体育館で
のステージがWOWOWで独占放送決定 !

通算19枚目のオリジナルアルバム「WILD LIPS」を引っ提げて行われた今回のツアー。表題曲「Wild Lips」や「The Sliders」「サラマンドラ」といったグラマラスな色気を放つ新曲はもちろん、吉川のキャリアを彩る幅広い楽曲の中から選び抜かれた楽曲が披露された。



初期の大ヒット曲「にくまれそうなNEWフェイス」「LA VIE EN ROSE」。COMPLEXの「恋をとめないで」。“ダンスミュージックとロックンロールの融合”という吉川の音楽的野心を作品に結実させた「Juicy Jungle」。そして、ソングライターとしての成熟を満天下に示した「BOY’S LIFE」。デビュー以来の彼の足跡を照らすような楽曲と最新アルバム収録曲が連なり、吉川ならではのダイナミックなステージが展開された。 

特筆すべきは「我が道を真っ当に進む」バンドメンバーと共に築き上げた強固なサウンドだ。骨太でいてソリッドに胸に突き刺さり、爆音でありながら繊細な手触りが耳に届く。ニューアルバムに収められた楽曲だけでなく、発表時期の異なる楽曲たちが時代を超えた“現代を鳴らす音”に昇華されていた。吉川は、(社会への憤りや苛立ちも含めた)自らのエモーショナルな地熱を、鉄壁の音に込めて表現してみせた。

アンコールで披露されたのは水球日本代表ポセイドン・ジャパン公式応援ソングとして書き下ろされた「Over The Rainbow」。そして、一昨年シングルリリースされ、今回アルバムに初収録された「Dream On」。同じ時代を歩む仲間、“同志”を慈しむ視点。吉川の深い共感と祈りにも似た願いが、綴られた言葉から、噛み締める様な歌声から伝わってきた。あまりにも感動的な“うた”がそこにあった。 



かつて、あらゆる壁をぶち壊そうとやみくもに疾走していた若き日の吉川には、パンキッシュな初期衝動があった。「孤高のロックアーティスト」として、暗闇の中で放つ光が鮮烈な残像を描いた時期もあった。だが、それらすべてを経て、五十を過ぎ天命を知り尽くしたかの様に、吉川は正面を向き己の音楽とともに前進を続ける。その真っ直ぐな“生き様=LIVE”を刻み込んだステージを番組で見届けてほしい。

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