アニメ「青鬼」劇場上映版の
脚本に推理作家・我孫子武丸が参加 
ビジュアルやPVも公開

 「あおおに ~じ・あにめぇしょん~」は、デフォルメされたキャラクターが繰り広げるコメディタッチのショート作品。無人の洋館で奇妙な化け物「あおおに」に襲われた少年少女4人が、館からの脱出をかけて謎解きに挑む姿や、「あおおに」と戯れる「肝だめしライフ」を描く。

 逢坂は「オーディションの際、自分の知っている『青鬼』とは違うと思ったが、フタを開けてみるとやっぱり同じ。雰囲気こそ違っているが、『青鬼』のテイストがしっかりと表現されている」と紹介し、前田監督は「5分アニメということで、ハイスピードなかけ合いが展開される。テクニカルな対応ができる人たちという点でも、(逢坂さんたちに)即決まりでした」とキャスティングについてコメント。また、喜多村によれば「本作は、毎回ゲームオーバーで終わる」とのことだが、前田監督は「毎話ごとに別の『青鬼』をプレイしている雰囲気で作りました。原作は脱出や謎解き要素がメインなので、そのままアニメ化してもネタバレにしかならない。そのため、ホラーギャグという方向性で制作が決まりました」と制作秘話を明かした。さらに、キャスティングについては、「黒執事 Book of Circus」の東地宏樹がナレーションを務めることも発表された。

 そして、劇場上映版「青鬼 THE ANIMATION」のポスタービジュアルとプロモーションビデオも初公開。劇場上映版はテレビアニメ版とは異なる本格ホラーで、PVも一人称視点で館を逃げ回るという内容になっている。製作スタッフも発表され、ゲーム「かまいたちの夜」などで知られる我孫子武丸が脚本として参加することが明らかにされた。劇場上映版の総監督を務める濱村敏郎は「今までのゲームや実写映画とは違った『青鬼』をコンセプトにしたホラー・サスペンスになります。まったく新しい青鬼ホラーをご期待ください」と意気込みを語った。

 テレビアニメ「あおおに ~じ・あにめぇしょん~」は10月2日からテレビ東京、9日からBSジャパンで放送スタート。劇場用アニメ「青鬼 THE ANIMATION」は2017年公開予定。

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