『SOUTH PACIFIC GAME 2015』のテー
マソングに抜擢されたパプアニューギ
ニアのJAGARIZZAR

Aloha! Natasha(ナターシャ)です。毎週火曜日にマウイ島からホットなisland Reggae(アイランドレゲエ)のHOTなニュースをお届けしています。
この2週間は前半の試験中で試験の合間に息抜きでアイランドレゲエを聴いています。ドミトリーのルームメイトも影響されて一緒に聴くようになっちゃいました。

今日は世界で2番目に大きい島をインドネシアに分断され侵略された、パプアニューギニアの一番人気のJAGARRIZAR(ジャガリザー)のちょっと感動しちゃう曲を見つけたのでご紹介します。
“JAGARRIZAR”とは“海の鷹”という意味。ギニアというオースラリアの近くにある、人口1000人のMornington島にいる鷹グレートハンターのように、あっと言う間に海に深く潜って海の奥深くで、祈りをささげ浮かび上がってくるJAGARRIZAR。彼の両親はぶらぶらとストリートライフを毎日過ごしている息子に学ぶ楽しさを教え込み、大学に行かせることに! そのあと直ぐに今の奥様に出会い一緒に音楽活動を始めます。

JAGARRIZARはニューギニア島のたくさんの国を侵略し、ごく最近まで侵略戦争を起こし、60万人近くの大虐殺をしたインドネシアに対して、“僕たちに自由を!”と音楽を通して訴える活動を起こします。“南太平洋のダミアン・マーリー(ボブ・マリーの息子)”という異名もあるほどです。

2014年にはメラネシア地域(ヴァヌアツ、ソロモン島、フィジー、パプアニューギニア、ニューカレドニア)の限りなくTOPアーティストとなり、「TOGETHER WE CAN」が2015年の『South Pacific Games』という南太平洋だけでおこなわれるオリンピックのような大会のオープニングの曲に抜擢されて、ますます人気に! かつての侵略戦争からの解放を訴え、3部構成になっている「TOGETHER WE CAN」。パプアニューギニアのアイランドレゲエアーティストが作詞作曲した素晴らしい曲なので、是非聴いてみてね!

Mahalo

著者:ナターシャ

OKMusic編集部

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