STARMARIE、フィリピンのファン1000
人にファンタジー魅せつけ熱狂

1年ぶり5度目のフィリピン。COSPLAY MANIAには今年は4万人が訪れ、日本からはSTARMARIEの他に飯田里穂いとうかなこらが参加。多くのコスプレ好き、アニメ好きのファンが集まった。

おなじみのミステリアスでダークなオープニングSEが始まると、今までのお祭りムードのような会場の空気が一変、緊張感と期待感に包み込まれる。ステージ後方に設置されたLEDパネルには、先日発表したSTARMARIE史上初のハロウィンスペシャルアルバム『Spell of the HALLOWEEN』のアーティスト写真が妖しく浮かび上がる。


楽曲の盛り上がりに合わせてアーティスト写真が2つに分かれ、その奥からメンバーが現れるその様は、これから繰り広げられる壮大なダークファンタジーワールドの始まりを告げる。すでにボルテージが最高潮に達したフロアに対して「サーカスを殺したのは誰だ」、「お化け屋敷に就職しよう」とSTARMARIEのダークさを象徴する楽曲を立て続けに披露。既にファンとなっている人も、初めてステージを見た人も、その姿にただただ心惹かれる。



英語とタガログ語でのMCをはさみ、今度は転じて「恋するボーカロイド」、「綺麗なレオナの肖像画」と明るくポップな楽曲を披露し会場の空気をガラリと変える。TVアニメ『鬼斬』の主題歌となった「姫は乱気流☆御一行様」、TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』のエンディングテーマ「メクルメク勇気!」には、STARMARIEのファンだけではなくアニメのファンからも大きな声援が贈られた。


終盤には、広い会場に美しくも切なく映える「屋上から見える銀河 君も見た景色」を芯のある歌声で歌い上げ、「ぐらんぱぐらんぱ」では、多幸感で溢れさせたフィナーレを迎える。



このような海外イベントなどでは、持ち時間は30分ほどであることが多いが、この日のステージ時間は60分全11曲とまるで単独公演のような充足感。STARMARIEの持つダークな側面も、キラキラと輝く側面も、余すことなく感じられる貫禄のステージで1年ぶりのフィリピンでのステージは幕を閉じた。

STARMARIEは今後、10月23日(日)に台湾での単独公演、12月26日(月)にSTARMARIE史上最大規模の公演を中野サンプラザにて予定。今後の活動にも期待しよう。

UtaTen

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