「orange」劇場アニメ化決定
! 描き下ろし新作エピソードを追加
し、TVシリーズのその後を描く

 同作は、「月刊アクション」(双葉社刊)に2013年12月~15年8月に連載された高野苺氏の人気漫画が原作。高校2年生の菜穂が、10年後の未来の自分から届いた手紙によって、転校生の成瀬翔を好きになるが、17歳の冬に翔が亡くなることを知ってしまい、未来を変えるべく奮闘する姿を描く。

 劇場版タイトルは「orange -未来-」で、11月18日から2週間限定で全国の劇場で上映される。キービジュアルも公開され、冬空の下でベンチに腰かける菜穂と翔、そしてふたりを見守る須和弘人の姿が描かれている。劇場版は須和の視点で描かれ、テレビアニメ版の名シーンに原作者・高野氏描き下ろしの新作エピソードを加え、原作やこれまでの映像化作品では触れられなかった、その後のエピソードが明らかになる。報映像も公開されており、手紙の入ったビンが海に漂うシーンなど、テレビシリーズにはなかった場面も盛り込まれている。

 新作エピソードについて高野氏は「今回描き下ろしたお話は、もともと連載第1話の時に考えていた最終話のエピソードでしたが、須和目線で描きたかったので最終話では描かずにしまっていたものです。26歳の須和たちが見られなかった未来で、手紙が届いた菜穂たちの未来は、26歳の須和にとっても新しい未来。エンディング主題歌『未来』を聴きながら描いていましたが、歌詞が翔と菜穂を見守る須和の姿とピッタリ重なったのでサブタイトルを『未来』にしました」と明かしている。

 劇場版主題歌には、テレビシリーズのエンディング主題歌から引き続き、コブクロの「未来」が起用された。続投についてコブクロは「『orange』という作品に出会い、『未来』という楽曲ができて早1年。そして今、新たな『orange』のその先に、新たな物語の枝葉が生まれようとしています。映画のサブタイトルに『未来』という言葉が入り、作品と楽曲がまた強く結ばれました。誰の目線からも見えている、切なくとも優しい世界が同作の魅力です。最後には、映画を見た人自身が物語の主人公になれるよう、僕たちの楽曲で映画を彩ることができたらと思います」と語っている。

 なお、10月14日からは、劇場前売り券とムビチケの販売がスタートする。

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