THE MICRO HEAD 4N'Sとアンティック
-珈琲店-が2マンツアー「THE MICRO
CAFE」を開催!互いのバンド内へメン
バー入り乱れる可能性も!?

最初の接点は、今年3月に新木場STUDIO COASTで行われたイベント『Crazy Monsters「クレモンフェス」~春の祭典2016~』へ出演したときのこと。当日、アンティック-珈琲店-のベーシストであるカノンがインフルエンザでライブ出演が不可能に。そこで助っ人としてアンティック-珈琲店-のライブでベースを弾いたのがTHE MICRO HEAD 4N'SのZEROだった。そこから互いの関係性が生まれ、8月に行われた『Crazy Monsters 「クレモンフェス」~夏の浴衣祭り2016~』を通しふたたび共演したことで互いの距離が一気に縮まり、今回の2マンライブツアーにまで発展していった。

すでにメンバー間ではいろんなことを計画しているようで、互いのバンドのパートメンバーを一部チェンジした演奏が飛び出す可能性もありそうだ。お互い、ただ共演したではなく、「一緒に交わりながら、この2バンドだからこそ意味のあるツアーにしよう」という想いを強く持っている。一夜ごとに異なる楽しさが飛び出しそうなだけに、特別な三夜になりそうだ。

THE MICRO HEAD 4N'S(ZERO&Nimo)、アンティック-珈琲店-(みく&カノン)が集い語った、2マンツアー向けてのプチインタヴュー。

――THE MICRO HEAD 4N'Sとアンティック-珈琲店-による2マンツアー『2MAN LIVE 2016「THE MICRO CAFE」』が、東京/名古屋/静岡の3ヶ所で開催になることが決定しましたね!気になるのが、この2バンドの接点はなんですか?

ZERO:アンティック-珈琲店-とはD'espairsRay時代にイベントで共演をしたことはあったけど、あの当時は挨拶程度でとくに深い接点はなかったんですよ。

みく:あの頃のZEROさんは…っていうかメンバー全員独特な存在感を放っていたから、正直、近づくのが怖かったですね。

ZERO:みんな内に内にと想いを秘めていた人たちばかりだったように、自分たちの中だけに終始すれば、外との繋がりを積極的に求めるバンドではなかったからね。

みく:でも、THE MICRO HEAD 4N'SのZEROさんとして接し始めたときに、じつはとても穏やかな人なんだというのを知り、それまでの怖かった印象が一気に吹き飛びました。

ZERO:アンティック-珈琲店-と再会したのが、自分らにとっては世代の近い人たちが多く集まった「Crazy Monsters」というフェスティバルの場だったことも大きいんじゃないかな?ここは、経験を重ねた人たちが丸くなって集まったような場だからね。

みく:経験というか、年齢を重ねてみんな丸くなりながらですけどね(笑)。

ZERO:そうだね(笑)。どのバンドも始めたばかりの頃は、自分らの描きたいイメージを強く持っていたことから尖ってたからね。

みく:THE MICRO HEAD 4N'Sさんとアンティック-珈琲店-の接点は、新木場STUDIO COASTで行われた「Crazy Monsters」のときでした。あのときは共演バンドとして再会しただけではなく、うちのバンドで数曲、ZEROさんに演奏を手伝ってもらったことからでしたよね。

ZERO:ライブの前日にアンティック-珈琲店-のスタッフさんから「ベースのカノンがインフルエンザで倒れてステージに出れないので1曲弾いてくれませんか?」と連絡が入り、「1曲だけならいいっすよ」と、当日、会場へ向かったら、2曲弾かされた(笑)。
カノン:あのときは僕がインフルエンザで倒れてしまい、ステージに出る許可が病院から出なかったんです。

みく:ライブ当日の直前に初めてZEROさんと接点が生まれたんですけど。ライブ本番で、僕の横でZEROさんがベースを弾いてるじゃないですか、お客さんの目線がみんなZEROさんへ向いてるんですよ。僕らのファンの心までZEROさんに奪われてしまい、共演したのが良かったのか悪かったのか(笑)。もちろん、共演出来て嬉しかったんですけど。「これは内に取り込むのではなく、対バンしたほうが面白くなりそうだぁ」と思いましたね。そうしたら、共通のスタッフさんが今回の企画を立ち上げたわけなんですよ。

カノン:僕としては、アンティック-珈琲店-の中で演奏をするZEROさんの姿も観てみたいんです。

みく:じゃあ今回の2MAN TOURに関しても、カノンさんにはガンガンクーラーの効いた部屋で裸で寝て風邪をひいてもらい、ライブを欠席して、またZEROさんにアンティック-珈琲店-で弾いてもらいましょうよ(笑)

ZERO:このツアーのとき、俺がインフルエンザで倒れてしまったらどうしよう(笑)。冗談はさておき、アンティック-珈琲店-の中で1曲カノンくんとチェンジをして弾いてもいいけどね。

みく:あっ、それ面白い試みですね。うちのカノンもTHE MICRO HEAD 4N'Sさんの中で1曲弾くとか。ただし、THE MICRO HEAD 4N'Sのメンバーさんがカノンを求めてくれるかどうかですけど(笑)。

Nimo:むしろこのツアーでは、そういう面白い試みをやってみるのも楽しそうでいいんじゃないかな?

カノン:今回は、2MAN LIVE TOURとして3本用意してあるように、そこでいろいろ演れることも増えていきそうですよね。

みく:THE MICRO HEAD 4N'Sのメンバーさん達とはまだまだ深いお付き合いまで出来てないので、これをきっかけに関係を深められたら、僕らとしては嬉しい限りです。

Nimo:僕に至っては、アンティック-珈琲店-さんとの接点が初めてなのは、もちろん。先輩バンドとして観ていた存在だから、一緒に共演出来るのが楽しみなんです。

ZERO:Nimoは、前にやっていたバンドが初めてのバンド体験だった人だからね。

Nimo:そうなんです。前のバンドが解散し、その後、ソロとして作品を出したりもしたんですけど、なかなか新たなバンドを結成するには至らなかったこともあり、もう音楽活動を引退しようと思っていた。そんなときにSHUN.さんに誘われ、それでTHE MICRO HEAD 4N'Sへ加入した形なんです。

ZERO:何人かヴォーカル候補がいれば、すっげぇ歌の上手い奴もいたんだけど。みんなもバンドを長く経験しているからわかると思うけど、ただ上手ければいいってものでもない。人間性も含め、これからも伸びてゆく可能性をNimoに感じたので、彼をヴォーカルに迎え入れたわけなんです。

Nimo:おかげで今は、ZEROさんによくいじられてます(笑)。学生でいう、「やきそばパン買ってこい」みたいな関係ですよ(笑)。

みく:やっぱりZEROさんは怖い人だったんですね。僕らも、パシリにされてしまいそうだぁ…。

ZERO:いやいやいや(笑)。でもさ、せっかく3本一緒にツアーをやるわけだから、ツアーが始まる前に飲み会をやって、互いの関係を深めようよ。そのほうが、ツアーの初日から何かしら一緒に面白いことを演れそうじゃない。

みく:確かに。何の接点もないままツアーをやるよりは、お互いに関係の深まった状態でツアーを始めたほうが、いろんな試みの可能性は広がりますからね。

ZERO:一緒にどんな絡み方が出来るのかも、いろいろ事前に探りたいよね。互いのファン達が「またこの2MAN LIVEを観たい!!」と言ってくれる、この2バンドにしかやれないツアーにしていきたいし。

――最後に、それぞれ『2MAN LIVE 2016「THE MICRO CAFE」』へ向け、メッセージをお願いします。

Nimo:ぜひ、互いのバンドの関係性をライブやお酒を通して深めながら、3本のイベントで楽しいことが出来たらなと思います。頑張りましょう!!

みく:僕らも楽しいイベントにしたいので、ぜひ互いの関係性を深めたうえで3本のツアーに臨みましょう。よろしくお願いします。

カノン:ただ「共演しました」みたいなイベントには絶対にしたくないので、一緒に何かしら企画を立ち上げては、勢いを持って楽しみたいです。

ZERO:この出逢いを、今後にも繋がる関係にしていきたいし。何より、互いのファンたちが「またこの2MAN LIVEを観たい!!」と言ってくれる、この2バンドにしかやれないツアーにしていきたいよね。

みく:ということは、ファンの子たちからの反響が多ければ、お代わり(アンコール)ツアーですか…!?ZERO:それ、いいねぇ!!

TEXT:長澤智典

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