ビーディ・アイ東名阪ZEPPツアーがスタート Photo by Mitch Ikeda

ビーディ・アイ東名阪ZEPPツアーがスタート Photo by Mitch Ikeda
元オアシスのリアム・ギャラガー(vo)率いるビーディ・アイが、先月の<サマーソニック2011>へのスぺシャル・ゲスト出演に続き、全国3都市にて行われる初の単独来日公演を9月5日ZEPP TOKYOからスタートした。

東京(3公演)・名古屋(1公演)・大阪(1公演)の計5公演全てZEPPというクラブ規模の会場を選んだビーディ・アイのスペシャル・ツアー。リアムにとってもオアシス時代94年の初来日と95年再来日以来という小規模な会場でのライヴ、この日のオープニング曲は日の丸をバックに4月の日本震災チャリティー・イベント以来となる2度目の演奏となるビートルズの名曲「アクロス・ザ・ユニバース」。

「あの時以来演奏していないけど、東日本大震災からちょうど半年を迎える今だからこそ、ここ日本で演奏する価値がある」と、実はライヴ前に入念なサウンドチェックを行っていた彼ら。この曲のイントロが始まったとたんオーディエンスからも大歓声が巻き起こり、そのまま大合唱が巻き起こった。
その後間髪いれずに、アルバム『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング』の冒頭を飾る「フォー・レター・ワード」、日本では未発表曲となる「トゥー・オブ・ア・カインド」「マン・オブ・ミザリー」などレアなトラックを織り交ぜながら、代表曲「ザ・ローラー」「ブリング・ザ・ライト」「ザ・ビート・ゴーズ・オン」。

途中オーディエンスからの「アイ・ラブ・ユー!」という歓声にリアムが「アイ・ラブ・ユー、トゥー!」と答えたり、アンコールでは「日本にまた帰ってこれて嬉しい」と、リアムが日本語で「アリガトウ」と語り、さらに最前列のオーディエンスと積極的に握手を交わすなど、まさにクラブ・ツアーならではのハプニングの連続に満員2700人の観客は熱狂。全17曲約1時間10分の圧巻のパフォーマンスに大興奮の一夜となった。

なおこの初来日公演を記念して発売された『ディファレント・ギア、スティル・スピーディング 来日記念限定盤』、は今年3月に行われたビーディ・アイ世界初ツアーからパリ公演のオフィシャル・ライヴ映像(約52分)をフル収録し世界初商品化。奇しくも東日本大震災直後となった3/13のパリ公演は、リアムが初めて「キル・フォー・ア・ドリーム」を日本へ捧げたライヴでもあり、我々日本人にとってはより感慨深い内容になっている。
さらにPC&モバイル/収益は全て寄付さされるという日本支援チャリティー・ソング「アクロス・ザ・ユニバース」も、9/30までの期間限定でデジタル配信を行っている。

〜BEADY EYE Japan tour 2011セットリスト〜
2011年9月5日(月)@ZEPP TOKYKO
1.Across The Universe
2.Four Letter Word
3.Beatles And Stones
4.Millionaire
5.Two Of A Kind
6.For Anyone
7.The Roller
8.Wind Up Dream
9.Bring The Light
10.Standing On The Edge Of The Noise
11.Kill For A Dream
12.The Beat Goes On
13.Three Ring Circus
14.Man Of Misery
15.Morning Sun

-encore-
16. Wigwam
17. Sons Of The Stage

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